目的であった、『Zai』というお店に到着。
ここでしばらく後に飲み会が行われるので、下見であった。
下見終了。
この辺まで初めて歩いてきたので、どっか寄ろうかなーと。
と、気づく。
ここの2階、ビールが250円!
現在の時刻は18:28。けっこう長いこと半額だ。半額が通常なのか?
なんか安そう。
入ってしまえ。
二回にカンカンと上がると、ガラス越しに「この裏券売機」との表示。
券売機方式なのか。松屋か。
うおお、いっぱいある。
自販機のメニュー。
生ビール250円と、えーと、こういうことなの知らなかったのだ。
えーと、えーと。あ、天ぷら定食も結構安い。
ご当地っぽい『瀬戸内天ぷら定食』840円。
この間、27秒(遅い)。
天ぷら 萬屋
写真撮影の許可をいただいてパシャる。
ぬ、内容わからずに注文してしまっていたが、
旬のお魚×2と、カボチャに季節の野菜天、アナゴ×3というものか。
それにご飯味噌汁。
「ご飯は後にお出ししましょうかー?」「はーい」
(酒飲みだから、ご飯を後にしてくれたのか)
しばし、揚がるまで待つ。
壺をいくつか開けてみると、お漬物だった。
お漬物数種に、大根おろし1という感じ。
調味料コーナーにも目をやる。
標準設置の天つゆに加え、
お塩にカレー塩にゆずに、七味もあったか、あと「旨辛天つゆ」だったかそんなオリジナルなものも。
青唐辛子入りだそうだ旨辛のたれは。
お漬物ぽりぽり。
む、ちょこちょことこれをビールのつまみにする。
じゅーじゅーと音を立てながら、お店のひとが第1弾を持ってきてくれる。
「きすとさわらです」
いま4月の旬のお魚って、鰆と鱚なのか。
あ、でも鰆はまさに春の魚って感じ、春の魚って感じだ。
萬屋さん嘘つかない。
がじ。
きすは軽くて、衣の味まで一緒にいただける感じ。
ちょっとだけ、この自販機スタイルに戸惑うというかお味にインスタントなところがあるかもという疑いが生まれていたんですが、ちゃんと美味しい。
さわらを食べたときには、きすの時にはそんなに感じなかった魚っぽさを感じて(魚食べているのにこの表現はいかがなものかと思いますが)、
ああ日本料理だな日本酒にも合うだろうな、日本酒あるかよくわかってないというかビール安いからビールだなと思ったものでした。
ムシマルは高知県では天ぷら屋さんに行ったことがなくて、だから初天ぷら屋さんなんです。
天丼屋さんとかならあるんですが。
カボチャ。
わーい、ここにきてほこほこの甘さ、いいですねえ。
それを楽しんで、ビールを空けたころ、
残りの大部隊が来る。
季節のお野菜天ぷらとしての蓮根と、アナゴが3つ。
こうなったらムシマルはビールをあれするしかないじゃないか。
おかわりしに、券売機に。
※あとで追加メニューみたいなやつは券買わずにカウンターからの注文可能であると知る。
まあいいか、お会計が明瞭であるのは気安い。
えーと、ここまで840+250+250で1,340円か。明朗だ。
券売機からの帰り際に気づく、あ、ここに書いてある!親切。
ビール無事手元にステイ。
このムシマルのタイムラグがお味に影響を与えなければいいのですが。
あなご。
かぷ。
ああ、押し返される。
噛み切るムシマルVS押し返すあなごの戦い。
もちろん捕食者であるムシマルが勝利したのだが、それでも食べる側の一方的な搾取ではなく戦いであることに驚く。
(お気づきかもしれませんがムシマルブログは多少オーバーに書いています。)
どこかぷるんというかぐにんという音が聞こえるようで。
ああ、旨辛たれをかけるとビールに合う。もう!
3つあれば疑似みにあなご天丼もできるなー。贅沢なことよ。
レンコン。
歯ごたえ。
ムシマルの奥歯が、「今日はいい仕事ができました」と喜んでいる。擬人化したら。
瀬戸内の天ぷらは全部来た。
これは、もう1ラウンド。もしくは延長戦。もしくはサドンデス(今はこう言わないんですね)。
もうここで終わるという意思の表れ、たくさん投入(といっても小銭)。
そうそう、小銭がちょうどたくさんあるから。
130円+130円+450円で710円。
足したら2,050円。
限定、っていう言葉に割と弱いムシマル。車の免許も最初はAT限定で取りました。
夜限定メニューのイノシシ肉天ぷら。
(おいおいさらっとジビエだよ。
ジビエ王国?高知県の方から来たムシマルが飛びつかないと思っているのか。)
100円天ぷらだとお野菜系なんですが、130円天ぷらだと魚肉に。
「あ、すいません定食に付いているご飯を今からお願いします」
最後は日本人の古からいる友達の一人、白ご飯で(ほかに古くからの友達には犬がいる気がします)。
あなご天にカレー塩をつけて食べてみる。
む。むー。
いろいろやってて温度が落ち着いてしまったせいがあってか、ファーストインパクトには及ばない。
もっとおいしい時間帯にガツンガツンと行けばよかった。
えび天ぷら。
と、ラストあなごでプチ天丼。
店員さん、ムシマルはじめて広島弁を使いますけど、
このぷち天丼ぶち旨いけえ。
あー。まだ頼んでいるのにおかずの最良の友ご飯がもうない。
「おかわり」
ごはんとお味噌汁、なんとおかわり自由。
惜しみない。
そしてイノシシ肉に豚肉天ぷらがおいでくださって、白米さんも到着して、再びか三度にムシマルの食卓は賑やかに。
あの素晴らしい天ぷらをもう一度だな。
あのころと違うのは、魚介系からいまお肉方向にシフトしたってことだ。
プチ天丼再び。
あのころと違うのは(以下略)。
これは、ムシマルにとって敷居の高かった天ぷら業界で
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