夜。
〆に、つけ麺ってやつをしようとしてみる。
ほろ酔い状態だ。
入店して、入り口で『バキ』を取り出す。
(この作者、因縁のライバル爆誕かって思わせておいてドかませって手法を持っているな)
つけ麺(中)にしようかー、大なら1,100円になるつまり1千円超だから。
中ならお値段900円と、1千円切り。
そういうお得感の差を考えた。
では次に辛さ。
(実は職場の同僚Mさんが100倍チャレンジ達成したんだよなー)
彼の名は。
お店入り口に貼られているのであった(当時)。
ここのお店は、100倍以上の辛さに挑戦して、そして達成すればその名前が貼り紙の形で残してもらえる。
しかし、ムシマルはいきなり百倍はムリだと思う。
準備運動と水着なしでドーバー海峡横断するくらいピンチングだと思う。
でも辛いのにちょっと挑戦したいなー。
50倍?まだ死ぬ。
ムシマルすぐ死ぬ。
では、ではでは20倍ではどうか?
言っちゃえば記録達成目安のわずか1/5といえる。
1/5といえばあれだ。
ジャイアント馬場さんも1/5になれば42cmくらいになる。もはや『小さな巨人』でしかない。
広島市民の人口も、1/5だと高知市よりダウン。
たぶん格闘ゲームとかでも1/5になってると重傷瀕死に近い赤ゲージではないか。
つまり、それだけの違いが生じる。生じているはず。
20倍つけ麺中サイズを、たのんだ。
1.5玉。
マンガ読んでいると、まずつけダレ?つけ汁?
うわあ。
すごくレッド。レッドツェッペリンが流れかねないくらいの赤。ゴマとかそんな香辛料では隠し切れないクリムゾンレーキ。
あの日見た夕焼け茜色の空を思い出す。
麺が来る。麺は逆に、全体緑色。
すっと掬ってちゃっと漬ける。
麺線はどこかはかない。
漬けたら、一気に華々しくなる。
(毒々しいと感じてしまうのは、未来が予想できてしまうからか、どことなく漂うスパイス臭か)
ずそずお。
最初の一口は、辛さはそこまで感じなかった。
舌内の予想防衛辛さ壁を高く高く築いてしまっていたからであろう。
三口。
ああ、キタ!
唾液が分泌する、非常な量を。
香辛料に対する生体的な反射か、辛さを少しでも薄めようという本能の知恵か。
ピーンと琴の音を張るような音。
辛さが耳に来た。
こうなると、こうすると麺に入っているキュウリほかの野菜がとても救い。
青い緑で赤さを防ぐ。
なんとか。
完食。
舌はヒリヒリ、というかもう、ビビビビって感じである。
たまにならいいかも。本当に、たまになら。
晩酌セットもあるし、なんかコンディションのいい日に。
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