『まるしん』さんにいきましたまる
営業中だ。
うどんは好きだけど、こちらのお店には何年も行っていない。
それは、このお店のせいではなくムシマルが真のうどん好きではないからだ。なんだこの告白。
圧倒的うどん好き麺好きブロガーに較べたら、その情熱の炎は小さい気がする。
--引け目だ。そういう引け目がある。
入口に消毒と、ノート。
ノート?
名前を記入して待つ。今は満員らしい。
呼ばれる。
はい、私です、お金ならあります。
ちっちゃめの店内で、野見宿儺ならひとりでお店をひっくり返せるかもしれないと妄想した。
メニュー検分。
なるほどなるほど。うん、うん。そうきたか。・・・・そういうのもあるのか。
冷やだとけっこう時間かかるらしくて(入店時説明15分)、普段は「ひやい」派のムシマル、揺れる。
激震が走る。
熱いのは5分10分でのできあがりだという。
そうかーー、熱いのより冷いの方が時間がかかるか。
満員で待ったのもあって、忍耐ゲージはそこそこ減っていた。
好みはひやいのですが、今日は熱いのにするか。
山かけ中盛で、タイトル回収だ!660円+中盛り分+50円。
しばし・・・・来た。
伝と来て、美しいわねと感想。掛け軸にしたい‥‥。白と薄茶と緑とかまぼこピンクのコントラストが、なにか大自然のメタモルフォーゼって感じである。
やまかけ出汁の味わい、鼻から(匂いを味わっているのである、別段鼻からうどんを啜るわけではない)。
おだしとすられた山芋の明滅流転する旨みが、食欲に大刺激を与える。
ノーとも書いた、十分待った、もう、躍らせてくれ‥‥。
天かすをかけかけ。
そしての箸をざんぶ。
麺は伸びやかで、やや太いけれどやわらか。
ハフハフハフ喉ハフハフ。
ムシマルの弱点はこれだ、喉が熱に弱い。
そして山かけ纏いは、熱量をさますどころかドロッと一丸と流し込む結果を受け持って、うわ、こわ、喉の命日?
あっついけど、うまいのよ!
栄養がたっぷりと流し込まれる、熱でもう駄目になった喉は橋頭保として山芋が進んでいく、足音の一つもなく。
中盛りを+すること一玉で50円増し。けっこう増加量大きいかもなって後から思う。
麺量増やした方がお得かも?次は大盛りしよう。
出汁は攻撃的な強さ感じます。口当たりにダシいっぱい来る。
芯までだしが響く、いわゆる透徹力がある。武道用語な気がするな透徹力。
完食。
旨かった、山芋だし汁は最後の一滴まで飲んだ。
鼻水も止まった。
次は冷やを頼もう。
ジャンボきつねとよくばりはまじ、スペシャルぶっかけに未知を感じました。
どれかなー次行った時が楽しみです。
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