柳井・岩国一人旅⑥『いろり山賊』で呑む朝ビールと鶏（前編）

柳井から岩国に到着、それは日付を回っていた！

 

もう帰れない、今日は岩国泊だ。

・・・・・・・・・・・・検索すると近辺にネットカフェがある。

12時過ぎてもがやっていて、外人さんなどいらっしゃる。

高知の廿代町とかみたいな雰囲気ちょっとある。

違うのはアイアンマンがいることくらいか。なんぞこれ。

 

 

寝ちゃえ。

ZZZZZZZZZZZZZZ。

 

朝。

8時過ぎ。

会員手続き含めて2,000円弱で夜を過ごせた。

しかしちょっと眠いぜ。

 

晴れた。

岩国市の朝だ。

 

（朝しかできないこと、モーニングでも食べる？）

予測していなかった朝の過ごし方を考える。

 

待てよ、待てよ？

岩国らへんになんか名物あったような。

錦帯橋ではなくて、そう、山賊。

 

職場で、広島の方に「岩国の方に行ったら、行くと良いですよなんか雰囲気がすごい」みたいなお言葉を賜っていた気がする。

ネットで検索する。

『いろり山賊』

ああ、遠い。

岩国駅からは歩いて行けないけど、JRを使えば行けるか？

そんな名所なら、バスとかJRとかで最寄りまで行ける？

ネット・・・・

 

うわ。

朝9時半とか10時からやってる！

モーニング山賊をしよう、してみよう。

 

方針が決まる。今からコンパスは山賊を指す！

「欽明路」、という320円で行ける列車に乗り込んで、1km弱を歩く。

ネットは僕たちに必要なことを教えてくれる。経路も、到着予定時間も。

誤算だった。教えてくれてないことがあった。

１ｋｍがほぼほぼ山道歩き。上り1km雨上がりの7月を。

 

うわ、蒸し暑い失敗したと思いながら歩く。

車がどんどん追い越していく、トラックも多く、荷物搬送用途で使われる山道なのかなと思いながらまた追い越されていく。

歩いている人はいなかった。

 

着く。変なところに。

 なに、これ。

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「山賊」
営業時間 … 10:00～24:00（ラストオーダー 23:00）
店休日 … 火曜日（変更の場合あり）12/30・31
山口県岩国市玖珂町1380-1　Tel 0827-82-3115（代）

http://www.irori-sanzoku.co.jp/

 

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 ｗ？シャボン玉とか飛んでるし太鼓の音が聞こえるよ。

山賊じゃ…ない！？

陸の竜宮城というかとにかく異世界的な幽世感。

 

で、10時台のモーニング時間なのに、もうお客さんいらっしゃるそれなりに。

 

異界ですな。

柳田国男もひょっとしたらここに来たら異界だっていうかも。

 

 

なんか知らんが海賊グッズ売ってる！

山賊の矜持はどこいったんだいセニョール。

お土産も売ってるし、縁日のおもちゃみたいなんもある。

 

いよいよ購買。

 

ええーっとこれか。食券制か。

 

なるほどメモに書いて購入するのか。

 

山賊焼きに、山賊むすび。記入。

 

あとどうしよう。とりあえずはこの2つを頼んだら有名どころは制覇といった感じである。

つまりはあとはお好み。

お餅にしちゃえ。あと汗をかいたのでビール。

 

書いて、お金を払う。

 

あとは席について待つだけ！！！

だけ！

 

 

じゃあ座ろう、って思うけどふらつくけれど。

お祭している山間の神社が常設って感じだ。

 

 

なんか茶店というか野点というか赤の敷物が派手というかなんというか。

 

適当に座る。

木陰のなか、あの山道より数段涼しい！

 

来た！

び、ビール。

まだ朝の10時台。

呑兵衛ですよ、酔いどれのトラですよ。

ごきょごきゅぷは！

2018年暫定1位に旨い！

身体が欲している、心も欲している冷たい液体でホップの利いたやつ！心技体が一致した時、それは真価を発揮する！

いつの間に技まで。

酔う。

おにぎりのうめぇ！酸味がクエン酸が疲労に合致してくる。

ムシマルが、欲しいものを、欲しいだけ。恣にしている。

 

 

おにぎりはでかい。

でもムシマルはびっくりしないむしろ懐かしい。

 

後編につづく。

 

 

 

 

 

 

 

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