ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

米子+境港行き当りばったり一人旅⑧:「魚キング」でウォーキング・ハートに呑み第2弾

2016年11月06日 22時28分52秒 | 県外旅行

さて、時刻は21:40。

まだ夜を終わらせるには早い。

 

 

またふらふらとする、

ムシマルは考える。

 

ラーメン・・・?でもこのあたりあんまり遅くまでやってそうなラーメン屋さんを見つけられない。

「鳥取ラーメン」みたいななにか独特のものあるのかよくわからない。

 

ちなみに高知県はご当地ラーメンとしては「鍋焼きラーメン」があります。

須崎市というところで主流なので高知市ではそんなに食べられる店舗ないです。

あとカツオを載せたラーメンとかどっかにあったような。おいしいかといわれるとあれですね。ご当地感はプラスされるよ、って感じ。

ウツボラーメンとかないかなあ、なんとなくラーメン似合いそうな面相している。

 

閑話休題。

 

連続で居酒屋というのもなー。

居酒屋ハシゴも、それ自体は全然キライではないのだけれど、

「米子では居酒屋さんしか行ってない」と、「居酒屋さんとダイニングキッチンに行った」とでは後者のほうがなんとなく夜の米子をはしばしまで楽しんだ感が出ている気がする。

 

だから、意識して種類の違う店にしてみようかなーという考えが働いていた。

さっきのお店は個室もあってオシャレ寄り、確認していないけれどホットペッパーやクーポンとか積極的にしていそうなお店だった。

 

(ちょっとおしゃれな店、バーかな?そんなところも散見される。)

さすが歩道に星座をちりばめる街。

 

ムシマルは足を止める。

「BISTRO 魚キング COBA」

OPEN17:00 CLOSE25:00

 

魚からの魚。

 

ネーミングに惹かれたのです。

ムシマルはジョジョを読んでいるから、『ウォーキング・ハート(キング)』というスタンドがいるなーって最近知って、それからの魚(ウオ)キング。

面白い面白いって適当な感覚。酔っているから。

 

惹かれたポイントその2.

お店前に「名物お刺身階段盛り合わせ800円」とあって、

それがさっきのお店で盛り合わせチョイスミスして単品お刺身にしてしまったムシマルのどこかの鍵穴に突き刺さった。

カチャリと手ごたえ、回す。音。

 

よし入る。

 

カウンターに進む。

着席、お、ご当地ビール「大山Gビール」がある。

GビールのGは元気のG。


じゃあそいつと、階段盛りを。

 

「階段盛り、本日はシマアジとカナがありますがどちらにされますか?」

そういえば表にもそんなことが書いてあった気がする。

「カナかな」

 

迷いが、痛恨のダジャレみたいになってしまう。

 

ビストロかー、ビストロって何かよくわかってないんだよな。

「ビストロスマップ」を見た印象からすると、ちょっといい感じのレストランのことなのか?

※ネットで調べたら居酒屋というかレストランというかあんまり気取らない系みたい。ふーむ。

メニューを見る。

ギネスか!ってくらい世界一に挑戦している。

 

世界一辛いトウガラシに世界一でかいシイタケやエビフライ。

なかなかの意欲、バイタリティ。

 

お通しが来る。

ポテサラに二種のタマゴ。

こいつは素敵だ。

 

冷たくて気持ち良い。

ポテトはあっさりした味だから、タマゴの存在感比重が高まる。

はじけるタマゴにトロトロのタマゴ。

 

(お通しナイス)

お通しがいいとムシマルの評価は甘くなる。

最初の印象に大きく左右されるからだ。

たぶん「人は見た目が9割」と同じ理屈だ。わからんが。

 

ビール飲みやすい。さっぱりした地ビール。

 

と、階段盛り来た。

そこに、炎。

ゴジラみたいに火を噴いている。

シンのやつを知らずに書いています。

サバをこの場カウンターでガスバーナーにて仕上げる感じか。

 

おー、面白い。

「炙りサバは、こちらのカラシでご賞味ください」といったアナウンス。

 

では、全貌。

階段は段数が5段もある。

お魚は6種もある。

一種類には3切れ。

炙りサバは4切れ。

 

こいつは結構なお得加減ではないか。

マグロにカナにサーモンにホタテにあとなんだっけ説明してくれたけど忘れちゃった白身魚に炙りサバ。

 

ミュージックステーションの演者登場の階段だってこんなに豪華でないかもしれない。

ノーカーペットだが、こころの赤絨毯が見えるようだ。

 

見えるような気がしたし、わかるような気がした。もちろん、ナンセンスだ。

 

これは、ぱくり。

うんうん。サーモン艶やか。

 

参ったな、800円で想像していたお刺身のハードルを、ドビュッシーーと飛び越えている。

良すぎる、って言ってもいいかも。

 

食べ物頼み計画に狂いが生じるな。

サービスなのか、お通しの一環なのかわからないが

なんかの棒をたくさんくれる。

 

カリカリ。

む。パスタを素揚げ塩味付けたやつ。つまり塩味。

シンプルでオシャンティなつまみ。

おいしいかっていうとあれですが、一本食べるとついつい二本目に手が出る系。

 

お酒、2杯目頼もうかなー。

ずるいな。

ビストロみたいな洋食なお店ではムシマル、あんまり日本酒頼まないタイプ。

なんとなく洋の店なら洋の酒、って方向性なだけなんですが。

 

日本酒のことを真剣に考えてしまっている。

 

炙りサバがもう、〆てあったりもしているからきゅきゅっとなる。

 

ああ、そうこうしているうちに階段盛りと一緒に頼んでいた世界一エビフライが来る。

一本400円。

タルタルソースの海に浮かんでいるそれは、確かにでかい。

なまじっかな弁当箱には入らないかもしれない。

イワキかヤマダのドカベンなら入るかな、っていう感じ。

 

 

手づかみだ。もぐもぐ。

衣の誇大偽装はない!

タルタルソースも手作りっぽく思います。

うわあ。

 

 ワインだ、ワインにしよう。

北条ワインというのがあった。鳥取県のワインらしい。

 

赤を頼む。

いや、ちょっと渋みのあるほうがなんかいいし、それにムシマルはお腹は満足してきているのにさらに一品肉系を注文してしまったのだ。

 

来た。卓上に食べ途中から新しく来たのまで並ぶと、ムシマルに食べ物が山津波のように押し寄せてくるよう。

 

ワインをちびり。

うん。ワインの味わかんないけど。

でもイタリアのですって言われてもへーって思うくらいの味。

 

 

注文したのは大山トリッパといったっけ。

大山の鶏肉でトリッパにしたもの。あ、そうだ鶏ッパって書いていた。

 

トリッパを人生自体で数回しか食べたことがないけれどおいしい温かい。

(そうか、雨に多少濡れてムシマルはあったかいものがほしかったのか)

自分の本当にほしいものもわからない。

 

これがまた、 鶏皮のにゃごっとした感じが皮好きにはたまらない。

 

トマトっぽい何かで煮込まれていて、味噌煮込みとはまた違った感じ。

食欲刺激スイッチをビートマニアのようにタイミングよく押されてしまっている。

 

 

・・・・・・・・・・・・・。

は!なんかウトウトしてしまっていた。

 

今日は3万歩近く歩いてしまったからな。

 

 

 

 

 

 

 

12時くらい。

完食。4,000円弱。

 

広島支店もしくは高知支店ができたらいいな、っていうくらいには気に入ってしまった。

 

この後ホテルに帰って、お風呂入った(夜遅かったから貸し切り状態)。

お風呂は何やら温泉っぽかったんですよ。すごい。

 

漫画棚が廊下にあったので「青の祓魔師」と「かりあげくん」をちょっと借りて読みながら就寝。

 

明日は7:40くらいのJRで出よう。


 

 

 

 

 

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