だらだらとお茶で一服したり、この後の予定を考えたり(帰るか元就の歴史資料館に行くか三次に足を延ばすか3択まで絞り込む)お土産を買ったりして朝を過ごす。
9時半にチェックアウト。
6,650円だったかしらそれくらい。
車に荷物を置く。
置いたあともどってくる。
なぜかというと昨日は閉まっていたお店が開いていたから。
パン屋さんだ。
クリームパンとカレーパンを購入する
豆腐屋さんで豆腐を買うか迷う。
豆腐は昨日食べたしいいかと判断。
あと甘味処も開いている。
悩む。迷いを振り切る。
で、神楽を見ようと思う。
見れるのかな?資料館内にシアター200円ってあるんですが、どういう見方をしたらいいのかわかっていない。
館内のスタッフさんに聞いてみる。
「このシアターって、観客が自分一人でもお願いできるものですか?」
「はい、だいじょうぶですよ」大丈夫なのか!
「希望は・・・ありませんか?」希望?って言われても何もわからない状態。
「派手目な奴があれば」ムシマルは眠くなっちゃうことを恐れてエンターテイメント性を望んだ。
座る。なんかこう、寄席みたいな和風の雰囲気のシアターですね。
真ん中辺を陣取る。
胡坐をかいて、待つ。
始まるのは2008年神楽グランプリの新舞なんとか賞?の『紅葉狩』という演目。
(へえ「紅葉狩り」、なんか広島っぽい)
それくらいの、ファーストインプレッションだった。
雅楽、でいいんだろうか。和楽器の演奏が始まる。
青い、勇壮なお侍さん二人の登場。
なんか言って、舞われている。
(節回しが独特で、部分部分は聞き取れるけど細部がよくわかんないなー)
お侍さんがなんかを追っかけてるのはわかったぜ。
舞台が変わる、人が変わる。
今度の登場人物は貴族女性っぽい3人組。
(演じているのはリアルな女性?それとも歌舞伎みたいに女形的扮装?)
白粉いっぱいだし、声も腹から出る独特の声だからよくわからなかった。
たいらのこれもり?これもち?をなんとかする?
なんかこうさっきの侍をだまし討ちにするみたいな雰囲気は見て取れた。
ふんふん、あ、侍来る。
私たちは紅葉狩りです、まあまあお茶(お酒?)をいっぱいどうぞお侍さん方。
みたいな感じ。
(飲んじゃだめだー)とかムシマルは思いながら、それだけの思いは画面の向こうには通じず。
お侍さんたちは飲んでしまう。
あ、ぱたりとする。
寝た?死んだ?
・・・・・・・・・・なんか変なの来た。
霊界の人みたいな。
お侍さんは死んだのか?
よくわからんが善いものらしく、何事かを教授してお侍さんたちは復活する。
お侍さんたちは、3人貴族女性のうち二人と対峙。
スモーク?ドライアイスもすごいし投げた白糸も派手。
面白い。
で、ぐるぐるぐるぐる回っている。
なにプルアクセルなのかわからないほど、三半規管大丈夫か心配になるほどクルルとターン。
魅せるなー、ムシマルは夢中で見ています。
お侍さんは二人に勝ち、いよいよ3人目とバトル。
ボス戦って感じ。
いつからかボス女性はお面をしているのです。般若っぽい大きなお面。
いつ付け替えたんだろう?
紆余曲折あって、侍は勝つ。
ああ、もう40分経っている!
へー面白かったなー。
ざっくりと感想
・あらすじというかストーリーのあらましだけでもあらかじめ知っておいたほうが、より頭に入りやすくなりそう。
・でも思った以上にエンターテイメント!楽しい感じ。なんもわかんなくても何となく面白い。
・神楽観が変わった気がします。
神楽、神楽なのか祭踊見学体験は高知県時代に、一回室戸市方面の祭礼『御田まつり』を見たくらいでした。
あれはでも、もっと呑気で生活信仰密着でした。
これは、また別物だなー。人を喜ばせるほうに重点を置いているというのかもしれないです。
DVD、ちょっと興味出てきたかもしれない。
スサノオとか日本神話系の神楽はどんなんなんだろう?
すごいよな、
すごいといえば、神楽。
神楽甲子園なるものがあるし、もっと若い世代(保育園児くらい)の発表会もあるやらないやらで、
すごいんだなー。
神楽色の強さよ。
売ってある神楽図鑑みたいな冊子をパラパラ。
なんとか天使神楽団なんて団体があるとか、その構成員が何人であるとかもわかる。
若い人もいる。
たぶん高知は過疎化やら高齢化やら地域活動スタイルの変化とかで祭礼参加人口減ってるんであろうに、広島の未来は明るそうでうらやましい。
もう一回テスト。
まだ「通」どまり。
あらくやしやな。
10時半過ぎ、ついに村を出る。
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