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高山千代美

ソプラノシンガーソングライター

2015-01-15 | 日記
私のことを紹介してくださる時に、よく言われるのが

「声楽家の高山千代美さん」「ソプラノの・・・」「音楽家の・・・」「声楽家で作詞・作曲の・・・」

たまにですが、「ミュージシャンの・・・」

などなどいろんな言い方をされます。

私は、自分では「ソプラノ・シンガーソングライター」と言っています。

世の中には「ソプラノ」の方も「シンガーソングライター」の方もたくさんいらっしゃいますが

その両方をやっている方は、意外といないのです。私は、まだお会いしたことがありません。

ほとんどのソプラノの方はクラシックや既存の歌を歌われていると思いますし、

やっていても、作詞だけ~とか・・・。

ですから、ソプラノで歌作りをやっている私は、世の中では珍しい存在なのかもしれません。

ま、でも歌を作るのはシンガーソングライターさんにしてみれば、当たり前のことで、たまたま、歌を作る前に

クラシックの勉強をしていたから、ベルカント唱法で歌っている~~だけなのかもしれませんが。


私は中高生のころから詩を書くのは好きでした。演劇も大好きで、ずっと演劇クラブでした。

小学生のときは、合唱・合奏をやっていましたが、中学の時は、バスケット部オンリーでしたし、

高校では、合唱部とバスケット部とかけもちしてました。

自分で歌を作ったことは、ほとんどなく、2,3曲だけ、私の詩に親友のゆっこが曲をつけてくれたことはありました。

高校の時は、フォークソング全盛期で、同じ高校の1年後輩の下成佐登子さんなど、

ヤマハのポピュラーソングコンテストで「秋の一日」という歌で優勝して、それはそれは時の人でした。

彼女は本当にピアノも歌も上手で、今聴いても、あんな大人っぽい歌詞は今の私にも書けないし、

すごいな~って思います。

また、同級生もみんなバンドやったりしてましたが、私は自分で曲を作るという発想はまったくなかったですね~

高校の同級生の三宅伸治君など、忌野清志郎さんのバンドで活躍して、今はご自身のバンドで活躍しています。




そんな私が、なぜ突然、歌を作り始めたのか・・・

37歳ぐらいのときに、作詞・作曲ピアニストの高橋晴美さんに出会ったのです。

彼女の作った「ひとつ」という歌のCDをもらったことがきっかけで、この歌を歌いたいと思って

連絡したのが最初でした。

晴美さんの歌はどれも素晴らしく、3~4年は、晴美さんの作った歌を歌ったり、合唱したりしていました。

しかし、2001年のテロ事件の直後に、歌詞とメロディーが一緒にあふれてきて、

「21世紀の子どもたちへ」の歌が、アッという間にできてしまったのです。



その後、晴美さんの合唱団やお手伝いを辞めて、自分の歌を作ることに専念しました。

そしたら、もうどんどん歌があふれてきて・・・楽しいし、没頭しましたね~~

歌うことは、長年習ってきたので、「こうあるべき!こうしなくてはいけない!」みたいなのが

たくさんあって、思うように歌えないのですが、歌を作ることに関しては、誰にも習っていないし、誰からの

指導や評価も受けたことは一度もありません。

ただ、心の想いをメロディーにのせて、好きなように自由にやっているだけなのです。

だから本当に楽しいし、次々と湧いてくるんです。(それで歌の泉コンサート!という名前にしました)


今思えば、晴美さんとの出会いも大きかったのでしょうね。

彼女の作る歌は、本当にどれも素敵で編曲も素晴らしく、心に響く歌ばかりでした。

晴美さんには、オリジナルソングの歌唱方法だけを習い、作詞・作曲を習ったわけではないのですが、

合唱団を作ったりいろんなお手伝いをしているうちに、自然と歌を作るということを知ったのだと思います。

自分が憧れる人というのは、自分の将来の姿なのだそうです。

必然の出会いだったのですね~高橋晴美さんにも本当に感謝しています。



歌を作るって、「無」から何かを作るわけで・・本当に楽しいんです。

そこにあるのは、自分の心と生きてきた道だけ!!

音楽的な技術とか(さっぱりありません!!)歌詞を書くのも、何もならったことがなく~~~

いろんな歌を歌ってきたという「経験」のみです。



そんなまったく「ゼロ」の私が自分の想いを歌にして、それを編曲してもらって、

ピアニストさんやヴァイオリニストさんと一緒に演奏して、それを喜んでくださる方がいて、

そこに音楽を共有できる時空間が生まれます。

無限の広がりを感じずにはいられません。

本当に、生まれてきてよかった!生きていて良かったと思える瞬間です。




あ~~親バカですが、我が家の次男は、毎日ハーモニカを練習していて、

それがとってもいいんです。心癒される魂の響きです。

音楽を愛する心に間違いはありません。好きなことを、ずっと続けてほしいです。


話が飛びましたが、ソプラノシンガーソングライターとして、これからも頑張りますので、

応援よろしくお願いします!!

高山千代美@ミュージック・ハーベスト


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