2018年 村田沙耶香『コンビニ人間』
多和田葉子『献灯使』全米図書賞 翻訳文学部門
2019年 川上弘美の作品が新たに2冊
小川洋子『密やかな結晶』全米図書賞翻訳文学部門の最終候補 ブッカー国際賞候補
2020年
2月松田青子『おばちゃんたちのいるところ』イギリス独立系の出版社ティルティッド・アクシス・プレス
4月川上未映子『夏物語』
8月川上弘美『このあたりの人たち』
10月村田沙耶香『地球星人』
11月津村記久子『この世にたやすい仕事はない』
小山田浩子『穴』
2021年 中島京子の短編集
今村夏子『むらさきのスカートの女』
川上弘美『大きな鳥にさらわれないように』
川上未映子『夏物語』の英訳は4月から5月にかけて英米などで刊行される予定だが、2017年に村上春樹が『夏物語』へとアップデートされた『乳と卵』を「breathtaking(息を呑むほどに見事)」と絶賛した記事が文芸サイト「Literary Hub」に掲載されたのをきっかけに期待感が高まり、2019年12月にヴォーグ誌の「2020年に読みたい41冊」の一冊に、刊行を2週間後に控えた今年3月下旬にはニューヨーク・タイムズ紙の「4月に読みたい7冊」に選ばれた。
川上未映子や小山田浩子の作品を訳しているデイヴィッド・ボイド
村田沙耶香 多和田葉子 小川洋子 川上未映子 松田青子 恩田陸
村田沙耶香 川上未映子 小川洋子 松田青子 多和田葉子 津島佑子 桐野夏生 恩田陸
村上春樹 石黒一雄 東野圭吾 平野啓一郎
河野至恩 早稲田大学 辛島 由尾瞳
産経新聞 文化部 海老沢類
村田沙耶香 川上未映子 松田青子 小川洋子 多和田葉子 津島佑子 桐野夏生 恩田陸
村上春樹 石黒一雄 平野啓一郎 東野圭吾
河野至恩
早稲田大学 辛島 由尾瞳
産経新聞 文化部 海老沢類
左右社 2005年設立の、人文書・文芸書を中心に刊行する出版社
ダリアン・リーダー(Darian Leader)
ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト。ローハンプトン大学名誉客員教授。ケンブリッジ大学にて哲学を学んだ後、パリに
て科学史を学ぶ傍ら、精神分析家としての研鑽を積む。Centre for Freudian Analysis and Researchの発起人であり、主要メンバー。著書に『ラカン( FOR BEGINNERSシリーズ)』(共著)、『本当のところ、なぜ人は病気になるのか?─身体と心の「わかりやすくない」関係』(共著)、Why Do Women Write More Letters Than They Post?、Promises Lovers Make When It Gets Late、Stealing the Mona Lisa などがある。芸術愛好家としても知られる。
【翻訳】
松本卓也(まつもと・たくや)
1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)、『発達障害の時代とラカン派精神分析 〈開かれ〉としての自閉をめぐって』(共著、晃洋書房、2017年)、『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』(講談社、2019年)、『心の病気ってなんだろう?』(平凡社、2019年)など。訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)がある。
牧瀬英幹(まきせ・ひでもと)
2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は、精神分析、精神病理学、描画療法。現在、中部大学生命健康科学部准教授。著書に、『精神分析と描画─「誕生」と「死」をめぐる無意識の構造をとらえる』(誠信書房、2015年)、『発達障害の時代とラカン派精神分析─〈開かれ〉としての自閉をめぐって─』(編著、晃洋書房、2017年)、『描画療法入門』(編著、誠信書房、2018年)がある。
Mieko Kawakami
Ms Ice Sandwich – novella
Pushkin Press, 2017.
Translated by Louise Heal Kawai.
"How Much Heart" – short story
Granta, 2018.8.
Web. (https://granta.com/how-much-heart/)
Translated by David Boyd.
Breasts and Eggs – novel
Europa Editions, 2020.
Translated by Sam Bett and David Boyd.
"Golden Slumbers" – short story
New York Times, 2020. 5.19.
Web. (https://www.nytimes.com/2020/05/19/opinion/mieko-kawakami-coronavirus-story.html)
Translated by Sam Bett and David Boyd.
Seins et oeufs (Breasts and Eggs) – novella + short story
Actes Sud, 2012.
Translated by Patrick Honnoré.
De toutes les nuits les amants (All the Lovers in the Night) – novel
Actes Sud, 2014.
Translated by Patrick Honnoré.
Heaven – novel
Actes Sud, 2016.
Translated by Patrick Honnoré.
J'adore (Longing) – novel
Actes Sud, 2020.
Translated by Patrick Honnoré.
Yoko Ogawa, whose novel “The Memory Police” was a National Book Award finalist last year and is on the shortlist for the International Booker Prize; Sayaka Murata, another Akutagawa Prize winner, for “Convenience Store Woman”; and Hiroko Oyamada, whose debut novel, “The Factory,” was published in English in December.
Recent translations have brought us work from established greats: Yuko Tsushima (“Territory of Light”), Yoko Tawada (“The Emissary”), Yoko Ogawa (“The Memory Police”) and Hiromi Kawakami (“The Ten Loves of Nishino”). Then there’s the current generation of young writers, a fearsomely talented group that includes Sayaka Murata (“Convenience Store Woman”), Yukiko Motoya (“The Lonesome Bodybuilder”), Hiroko Oyamada (“The Factory”) and now Mieko Kawakami, with “Breasts and Eggs,” her first novel to be translated into English
多和田葉子『献灯使』全米図書賞 翻訳文学部門
2019年 川上弘美の作品が新たに2冊
小川洋子『密やかな結晶』全米図書賞翻訳文学部門の最終候補 ブッカー国際賞候補
2020年
2月松田青子『おばちゃんたちのいるところ』イギリス独立系の出版社ティルティッド・アクシス・プレス
4月川上未映子『夏物語』
8月川上弘美『このあたりの人たち』
10月村田沙耶香『地球星人』
11月津村記久子『この世にたやすい仕事はない』
小山田浩子『穴』
2021年 中島京子の短編集
今村夏子『むらさきのスカートの女』
川上弘美『大きな鳥にさらわれないように』
川上未映子『夏物語』の英訳は4月から5月にかけて英米などで刊行される予定だが、2017年に村上春樹が『夏物語』へとアップデートされた『乳と卵』を「breathtaking(息を呑むほどに見事)」と絶賛した記事が文芸サイト「Literary Hub」に掲載されたのをきっかけに期待感が高まり、2019年12月にヴォーグ誌の「2020年に読みたい41冊」の一冊に、刊行を2週間後に控えた今年3月下旬にはニューヨーク・タイムズ紙の「4月に読みたい7冊」に選ばれた。
川上未映子や小山田浩子の作品を訳しているデイヴィッド・ボイド
村田沙耶香 多和田葉子 小川洋子 川上未映子 松田青子 恩田陸
村田沙耶香 川上未映子 小川洋子 松田青子 多和田葉子 津島佑子 桐野夏生 恩田陸
村上春樹 石黒一雄 東野圭吾 平野啓一郎
河野至恩 早稲田大学 辛島 由尾瞳
産経新聞 文化部 海老沢類
村田沙耶香 川上未映子 松田青子 小川洋子 多和田葉子 津島佑子 桐野夏生 恩田陸
村上春樹 石黒一雄 平野啓一郎 東野圭吾
河野至恩
早稲田大学 辛島 由尾瞳
産経新聞 文化部 海老沢類
左右社 2005年設立の、人文書・文芸書を中心に刊行する出版社
ダリアン・リーダー(Darian Leader)
ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト。ローハンプトン大学名誉客員教授。ケンブリッジ大学にて哲学を学んだ後、パリに
て科学史を学ぶ傍ら、精神分析家としての研鑽を積む。Centre for Freudian Analysis and Researchの発起人であり、主要メンバー。著書に『ラカン( FOR BEGINNERSシリーズ)』(共著)、『本当のところ、なぜ人は病気になるのか?─身体と心の「わかりやすくない」関係』(共著)、Why Do Women Write More Letters Than They Post?、Promises Lovers Make When It Gets Late、Stealing the Mona Lisa などがある。芸術愛好家としても知られる。
【翻訳】
松本卓也(まつもと・たくや)
1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)、『発達障害の時代とラカン派精神分析 〈開かれ〉としての自閉をめぐって』(共著、晃洋書房、2017年)、『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』(講談社、2019年)、『心の病気ってなんだろう?』(平凡社、2019年)など。訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)がある。
牧瀬英幹(まきせ・ひでもと)
2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は、精神分析、精神病理学、描画療法。現在、中部大学生命健康科学部准教授。著書に、『精神分析と描画─「誕生」と「死」をめぐる無意識の構造をとらえる』(誠信書房、2015年)、『発達障害の時代とラカン派精神分析─〈開かれ〉としての自閉をめぐって─』(編著、晃洋書房、2017年)、『描画療法入門』(編著、誠信書房、2018年)がある。
Mieko Kawakami
Ms Ice Sandwich – novella
Pushkin Press, 2017.
Translated by Louise Heal Kawai.
"How Much Heart" – short story
Granta, 2018.8.
Web. (https://granta.com/how-much-heart/)
Translated by David Boyd.
Breasts and Eggs – novel
Europa Editions, 2020.
Translated by Sam Bett and David Boyd.
"Golden Slumbers" – short story
New York Times, 2020. 5.19.
Web. (https://www.nytimes.com/2020/05/19/opinion/mieko-kawakami-coronavirus-story.html)
Translated by Sam Bett and David Boyd.
Seins et oeufs (Breasts and Eggs) – novella + short story
Actes Sud, 2012.
Translated by Patrick Honnoré.
De toutes les nuits les amants (All the Lovers in the Night) – novel
Actes Sud, 2014.
Translated by Patrick Honnoré.
Heaven – novel
Actes Sud, 2016.
Translated by Patrick Honnoré.
J'adore (Longing) – novel
Actes Sud, 2020.
Translated by Patrick Honnoré.
Yoko Ogawa, whose novel “The Memory Police” was a National Book Award finalist last year and is on the shortlist for the International Booker Prize; Sayaka Murata, another Akutagawa Prize winner, for “Convenience Store Woman”; and Hiroko Oyamada, whose debut novel, “The Factory,” was published in English in December.
Recent translations have brought us work from established greats: Yuko Tsushima (“Territory of Light”), Yoko Tawada (“The Emissary”), Yoko Ogawa (“The Memory Police”) and Hiromi Kawakami (“The Ten Loves of Nishino”). Then there’s the current generation of young writers, a fearsomely talented group that includes Sayaka Murata (“Convenience Store Woman”), Yukiko Motoya (“The Lonesome Bodybuilder”), Hiroko Oyamada (“The Factory”) and now Mieko Kawakami, with “Breasts and Eggs,” her first novel to be translated into English