皆さん、お久しぶりです
3月11日、大震災のあった2時47分。何秒か前に携帯のエリアメールがけたたましい音で地震をしらせました。
大揺れの家の中で揺れのおさまるのを待っていたあの時、あの日から夕べまで、インターネットが通じませんでした。どこかで、大変なことが起きている、そんな予感はあったものの、まさかあんな大惨事が起こっていようとは・・・
一日半の停電にさえ、不自由を感じたのに、40日も経った今もなお、避難所で生活をしておられる被災者のみなさんの、不便不自由さ、精神的な苦痛はいかばかりかと、日々案じています。
故郷茨城も、被災地。アドレスを知る弟や友人にメールすると、しばらくしてメールが戻ってきて、安否が確認でき本当にほっとしました。携帯メールを見直しました。
福島、仙台の友人には、、数日してやっと電話がつながりました。でも福島の原発近い友人は、今非難しているのか、電話をしても呼び出し音がなるばかりです。
ストアに並ぶ故郷のレタスやピーマン、他から比べると売れ行きが良くないので、私は真っ先に買ってきます。風評被害ってやっぱりあるのですね。
おかげさまで、今回秋田は大した被害を受けないで済みましたが、ちょっと、間をおいての余震で、再び停電になったこともあって、いつ何時災害が起きるか分らないという思いは強くなりました。震源地が秋田内陸の地震もたびたび起きています。大地震がくるかも、などと報道されたりもしているので余計です。
あの日から、日本の人達、皆が今までにない感情を抱いたと思います。
人と人とのつながりの大切さ、思いやり。便利すぎた生活を振り返った停電、断水。
防災への関心。日ごろの備えや心構えを見直さずにはおれません。
被災地も、日本全体も、これからの長い年月のほうが、大変だろうと思います。
マスコミが騒がなくなっても、忘れずに私の出来ることは微々たることかもしれないけど、やっていきたいものだと、思っています。
ご心配たくさん、ありがとうございました。
秋田はやっと雪が消えました。フキノトウも芽吹いていますが、水仙はまだ蕾、櫻の蕾もまだ固く、昨日今日は奥羽の山頂には雪が降ったようです。
でも、どんなことがあっても春が来て花が咲き、四季が巡ります。畑作業が又始まります。
日常の生活ができることに感謝する・・・そんなことを思い起こさせる春間近です。