出産の立ち会いを覚悟した娘。
母のお腹。
赤ちゃんの頭が下がって来たのがわかる。
前回は全くそんなことを思う余裕もなかったのに。
経産婦の余裕?
・・・
陣痛の間隔も2・3分おきになり、
痛みもどんどん増して来た。
・・・
・・・・・
とうとういきみたくなった母。
母:「いきみたくなっきた。」
母:「呼んで!」
父にすぐにナースコールするように頼んだ。
母:「早く呼んで!!」
流石に余裕はなくなった。
左向きになり、
右手を手すりに、
左手は
・・・
父の手を握っていた。
父:「ほら、〇〇〇(娘の名前)もお母さんの手を持ってあげて。」
娘、母の手を握って
・・・
ではなく、
なぜかトントンする。
父、案外冷静?
よくみるとしっかりビデオカメラが回っていた。
足を少し開いて
と思うが痛くて全く動かせず。
助産師:「もっと力を抜いて。ゆっくり深呼吸して下さい。」
助産師:「力を入れないで下さい。」
出来たら苦労しない。
助産師さんの声が物凄く薄情にかんじる。
・・・
・・・・・
いきんでいると、痛みのせいかなんなのか、
自然と涙が。
娘:「お母さん、泣いてるの?」
娘:「なんで泣いてるの?」
・・・
・・・・・
聞こえてはいるが、全く答える余裕のない母。
娘の時はいきみだしてからは
そんなに痛い覚えがなかったのだが、
今回は痛い。
助産師:「もうすぐ頭が出て来ますよ。」
そういわれてから2回くらいいきむと
頭が出て来た。
助産師:「後は力を抜いて下さい。」
助産師:「ゆっくり深呼吸して。」
・・・
・・・・・
出来る限り力を抜いてゆっくり深呼吸。
助産師さんが赤ちゃんを引っ張っているのがわかる。
・・・
・・・・・
と思ったら
・・・
全身が出て来た。
助産師:「産まれたよ。」
助産師:「今飲んでいる羊水を吸いますから。」
・・・・
何だか娘を産んだ時より長い時間のような気がした。
・・・
が、ついに赤ちゃんの泣き声が!
しかし、これも娘に比べて声が小さいように感じる。
娘、赤ちゃんが産まれてすぐに、
興味がそちらへ。
・・・
母の存在は全く忘れているようだ。
ヾ(^_^;
父と一緒に沐浴を見に行き、
母の胸の上でカンガルーケアをされれば
近付くよう父に指示。
そして
勝手に
・・・
・・・・・
娘:「ひかりちゃん」
娘:(^o^)/~♪
と呼び出した。
助産師:「もう名前決まっているの?」
娘:「うん♪」
娘:o(^o^)o
父:ΣΣ(゜o゜;)
父:「いや、決まってないから。」
父:ヾ(^_^;
娘:「わたしのあかちゃん♪」
と大はしゃぎの娘。
赤ちゃんにベッタリで、
助産師さんが服を着せに連れて行こうとしても、
・・・
一緒に付いて行こうとする始末。
・・・
・・・・・
娘に立ち会わせたこと、
どうやら成功のようだ。