8月6日(日)6:30より、原爆忌のお勤めをいたしました。
「正信偈」を行譜でお勤めしました。
参拝者全員がお焼香いたしました。
原爆が投下されて78年が経ちました。
広島ではおよそ14万人の方がなくなられ、長崎では7万人の方がなくなられました。
前門さまの「平和を願うことば」を拝聴いたしました。
原爆忌法座では、住職が講師を務めました。
歎異抄第4条「浄土の慈悲といふは、念仏して、いそぎ仏に成りて、大慈大悲心をもって、おもふがごとく衆生を利益するをいふべきなり。」というお言葉を深く味わいました。
法然上人は、夜討ちにあった父時国に、亡くなる前に「どうか仇をうつことなく、あとはわたしの菩提を求めてくれ」と言い残され、出家の道を歩まれました。自分の父を目の前で殺されたという思いはいつもいつも、心の中で消えなかっことでしょう。うらみつらみを持った自分の心は、善導大師のお言葉にであい、阿弥陀さまのの御本願によるしかないとお念仏の道を歩まれたのです。
親鸞聖人は、9歳で出家され、法然上人と出会われ、阿弥陀さまの本願に出会う人生の大転換を遂げられました。
縁によって、何をするかわからない私。しんらんさまの教えに導かれ、阿弥陀さまのお心をお聞かせいただき、お互いに念仏を申して生きてまいりたいと思います。
本日は原爆忌です。平和を願う鐘をつきましょう。
8時15分より、平和を願う鐘をつきました!
暑い中、ようこそお参りいただきました。