今日は岡山県総社市へ、介護予防サロンの視察に行きました。
岡山県総社市では、平成20年度から『いきいき百歳体操』の普及に取り組んでいます。高齢者が住み慣れた地域で
『いきいき百歳体操』を継続して行うことにより、日常生活動作や関連動作等が改善し、出来る限り要介護状態に陥る
ことなく、健康でいきいきといした生活を送ることができるようにすることを目的として始められました。
平成26年7月現在、市内122ヶ所のサロンで、1800人の高齢者(高齢者の10人に1人)がこの体操を実践して
います。この体操は、ベッドの起き上がり、椅子からの立ち上がり、 物を持ち上げるなど日常生活に必要になって
くる部位を中心に行 っていて、体操を行っていることで体の弱っていたところが徐々に改善され、体力もつくそう
です早い方は3カ月で効果がでると言われていました
江田島市の一行も、サロンの百歳体操に参加させていただきました。
DVDで39分の体操です。みんなで一緒にやることで連帯感が生まれ、続けられるんですね
もともとは高知市がこの体操を開発してDVDを作り、それが全国的に広まりつつあるようです
市から支給されるのは、DVDと手足につける重りの貸し出しだけ。
あとの椅子は自分たちで調達されるそうです
人集めも自分たちで行うから、自主団体として続けていけるのではないかということでした
体操が地域の繋がりを強くしていると気づいた住民によって、参加者の増大や参加継続の意欲の維持に、
工夫がされるようになったそうです
元気な高齢者,虚弱の高齢者,介護保険の利用者がともに『いきいき百歳体操』に参加し,地域の繋がり
の中でお互いに支えあいながら、自分らしく、楽しく過ごすことが出来るようになるのです。
さらに、薄れかけていた地域の繋がりの再構築に住民主体の体操が大きく寄与しているということです。
江田島市もこれから取り組んでいきたいですね