今日のデイサービスは、いつものように和気あいあいと楽しそうです
ちぎり絵の作品つくりも、皆さん慣れてこられ、スピードアップされてます
坊守も次の作品を考えねばなりません
ティータイムでは、いろんな話題が出ます
歌をうたって、お帰りの準備です
故郷・青い山脈・ほとけの子供・夕焼小焼を歌いました
阿弥陀さまにお参りをしました。
また、木曜日にお会いしましょう
18:00より、雅楽会の練習会が開催されました。
素晴しい演奏を聴かせていただきました。
管楽器は「笙(しょう)」「龍笛(りゅうてき)」そして「篳篥(ひちりき)」という3つの楽器が使われます。
打楽器は「樂太鼓(がくだいこ)」「鞨鼓(かっこ)」の2種類です。
雅楽の魅力って、演奏家どうしが神経を張り巡らせてお互いの動きに耳を傾けながら創り上げていくハーモニー、それが素晴らしいですね。
いつもは法要の合間にBGMのように聴いてましたが、1曲まるまる演奏をきかせていただいて感動しました。
雅楽の中心的な役割である管楽器、「笙」「篳篥」「龍笛」です。
「笙」は、和音を演奏するのが主で、他の楽器の音を包み込むような役割があります。その形は鳳凰が翼を立てている姿とされ、古代からその音色は「天から差し込む光」を表すとされています。またこの「笙」は西洋のパイプオルガンやアコーデオンのルーツであるともいわれています。
「篳篥」は、主旋律を担当する楽器で、なだらかな抑揚をつけながら音程を変えたりするのが特徴で、この奏法を塩梅(えんばい)といいます。古代からこの楽器の音色は「人の声」つまり「地上の音」を表すとされています。西洋楽器のオーボエなどのルーツともいわれています。
「龍笛」は、篳篥の旋律にまとわりつく副旋律を担当することが多く、ときには主旋律も担当したりします。7つの指穴がある横笛で、2オクターブの音域を持っています。「龍笛」という名前の通り、天と地の間を行き交う「龍の鳴き聲」を表しているとされています。
雅楽ではこれら、「笙」「篳篥」「龍笛」を合奏することが基本の表現となります。それは「天」「地」「空」を合わせる、つまり音楽表現がそのまま宇宙を創ることと考えられているそうです。
次回、雅楽の生演奏を聴くときには、「天」「地」「空」そして宇宙を、身体全体で感じて聴きたいと思いました