勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城』へ行ってみた

2024-04-02 04:55:10 | コミック・アニメ
日曜日、友人家族と大阪城公園へ花見に行った。
今年は開花が遅く、3~4分咲きといったところだが、
会場は大入り満員であり、ようやく温かくなってきた日差しの下で、
春がやって来たなぁという雰囲気を楽しむことが出来た。

で、そろそろ帰るかなぁとなったあたりで、
急にヨメ様が、「海洋堂のミュージアムに行ってみたい」と言い出した。
なんというか、意外なチョイスだな、ヨメ様よ。

なんでも、天守閣の近くにそういうのが出来上がっており、以前から行ってみたかった。
この際行ってみないか、ということである。
何がこの際なのかよく分からないが、飲んだ勢いもあり、
結局そのまま10人近くを引き連れて、ゾロゾロと件のミュージアムへ移動することになった。

大阪城天守閣はインバウンドの影響か、入場まで30分待ちの大行列になっていたが、
海洋堂ミュージアムが入っているミライザはそれほどの人込みではなかった。

ちなみにこの建物は昭和6年の建設で、
旧日本帝国陸軍第四師団司令部庁舎➡大阪市立博物館と引き継がれてた、なかなかに由緒正しい建築物だ。

ミュージアムはミライザの地下にあり、
コンセプトごとに分類された、海洋堂のフィギュアが大量に展示されている。
ヨメ様たちの興味をひいていたのは、どちらかというとガチャガチャで景品として入手できるような小型のフィギュアで、
不思議の国のアリスや、赤毛のアン等の、小さいけど表情までしっかりと作りこまれた造形のフィギュアを、熱心に覗き込んでいた。

俺様が一番喰いついたのはこれである。

NHKで大昔にやっていた、『人形劇三国志』のコレクションフィギュアだ。
うーん、これは欲しくなるなぁ。。。

一通り見終わった先には、海洋堂のショップとガチャガチャコーナーがあり、
女性陣は大人も子供もガチャガチャで楽しそうに時間を潰していた。
俺様も回さないかと声をかけられたが、「いいよいいよ、俺様の分も回してくれたら」とお断りさせていただいた。
大人として父親として、ここは子どもと一緒にガチャガチャを回すべきではない。
・・・・嘘である、実はショップコーナーで俺様は見つけていたのだ、『三国志コレクション第2弾』を。
ガチャガチャに資金を投じるぐらいなら、俺様はこっちを買いたい。
俺様はコッソリとレジに並び、『三国志コレクション』を2つゲットした。


・・・被った
「ふふふ、正体を現しなさい、偽の私よ」
「ふふふ、あなたこそそろそろ正体を明かしたらいかがですか」
・・・・・まさかの孔明被りとは




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紅麹を利用したサプリメントについて

2024-04-01 05:45:42 | 社会
小林製薬の紅麹サプリが大きな社会問題となっている。

服用によって死者まで出ており、消費者としては非常に関心が高い問題である。

一方で、紅麹については大昔から食品に利用されてきた歴史がある。
沖縄の有名な『豆腐よう』は、豆腐を紅麹で発酵させた食べ物だし、
パン等、我々が毎日食している食品にも、添加物として紅麹が使用されている。

今回、小林製薬が販売している、紅麹を使用したサプリメントを服用した複数のケースにおいて、
副作用とみられる重篤な健康被害が発生していることで、
紅麹を利用した食品『全て』に危険があるような誤解が生まれてしまい、
友人が働いているパン製造工場にも、毎日何十件もの問い合わせ電話がかかっていて、
業務に支障が生じるレベルになっちゃって・・・と愚痴を聞かされた。

そもそも、紅麹サプリにどのような問題があったのだろうか。
現在、言われている問題点は以下の2点である。
① 紅麹の副作用に気づきにくい点
② 紅麹のカビ毒「シトリニン」の危険性

①については、『サプリメント』というものに対する消費者の意識が引き金になったとも言える。
紅麹の健康効果として期待されたのは、紅麹の持つ「コレステロール」への効果であり、
実際に紅麹サプリの服用により、悪玉コレステロール値の低下が実証されている。
ただ、薬についてはどんなものでも『副作用』がつきもので、本来は医者の指導による適正な服用が必要だ。
今回は医者の処方箋を必要としない『サプリメント』として販売されたことから、
あまりにも気軽に服用できたことが、副作用による健康被害に繋がってしまった可能性がある。

②については、紅麹の中には、「シトリニン」という腎臓等に影響を与える毒性物質を生成する菌株があるのだが、
これがサプリメントに含まれることによって、健康被害に繋がったのではという問題だ。
紅麹を食品として使用する際には、健康に被害が及ばないよう、
メーカーにおいてはシトリニン濃度を適切に制御しながら紅麹を使用することが求められる。
ただ、今回の小林製薬のサプリメントにおいては、このシトリニンは検出されていないとのことで、
その代わりといっては何だが「プベルル酸」という別の毒性物質の可能性が指摘されている。
プペルル酸は青カビから発生するとの報道から、
これはこれで「食品にカビっぽいものがついているが、これは大丈夫なのか」といった、
別の問い合わせに繋がる恐れがあり、食品を取り扱う会社は当面の間、色々と大変そうである。

今回の件は、小林製薬が製造した紅麹の一部に、健康被害を生じさせる何らかの要因があり、
これをサプリメントとして服用したことで、現実の健康被害に繋がってしまったという事案であると思われる。
現在、多数の食品メーカーのHPに、「当社で使用している紅麹は小林製薬の製品ではない」という注意書きが掲載されているが、
俺様としては、「紅麹を使用している食品全てが危険なんじゃないか」といった、
誤った理解に至ってしまわないよう、気を付けていきたい。




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