111km圏の海

魚採りと飼育の記録

今日も出漁

2012-09-15 21:10:22 | 魚採り
昼間大きく引く大潮は、そろそろ終わる。そんな、大潮の日なのに漁港に出かける。

丁度、漁港に着く頃が干潮時刻。水面が遠い。そして、水深は浅い。
なぜ、こんな日に漁港かと言うと底近くの方が「牡蠣殻」が少なく凹凸も少ない。網を「かぶせる」事が出来れば確保できる確立が高い。のでは?
そして『ミスジ』のその後も気になる。

結論から言えば『ミスジ』は、今回も「かぶせる」事は出来ても確保できずに終わる。前と同じじゃん。

漁港に着いて、まず目に入ったのは『アケボノ』そして『トゲ』。今回も『アケボノ』採りません宣言をしてから始める。『ミスジ』も見つからず。一通り、縁を移動しながら獲物を探す。そして『ミスジ』が居た場所に戻ると『セグロ』が居る。直ぐに網を準備して追うと難なく確保。この時点では、網を「かぶせる」事が出来れば確保できる事が証明されたと、ほくそ笑む。
気分を良くしていると『ミスジ』を発見。しめしめ、と思ったが雲が急に出てきて海面に雲が反射して見難い。そして急に大粒の雨。全く確認出来なくなり、休戦。
1時間ぐらいして再開した頃には、既に潮が満ちてきてこの前と同じ状況。凹凸の多いところまで上がって来て餌をついばんでいる。そんな状況で網をかぶせたが、結果は前回と同じ。採れません。

そして、今日の最大の事件が!
『ヒレナガハギ』を追いかけている時に「網」が捥げた。「竿」が折れたのではなく「網」が捥げた。「網」のフレームをねじ込む金属部分が俗に言う「金属疲労」でしょうか?
底に沈んだ「網」を「竿」回収し、今日はこれまでと思い荷物をまとめ縁を歩いていると「なんで、そんなトコに居るの!」と言う『トゲ』を発見。もう1本の竿をに「網」をセットしてほんの30秒で捕獲。予備の竿を持って来て良かった!

と言う事で、今日のお持ち帰りは『セグロ』と『トゲ』となりました。


さて、捥げた「網」は、どうやって再生するか。実は予備に持って行った竿も去年、「振り出し」の一番先の1段が「スポ~ン」と抜けて沈みそうになった物を手を加え使えるようにした1本。そう簡単に捨てられません。