二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
試験終了。これまでのこと2
試験勉強に集中するため、
ブログ(はんぐおーば)の更新をやめていた9月の後半、
近所にあるファミレスが混んでいるため、
1つ通りを越した場所にあるハンバーガーチェーン店に寄っていた。
トレイを持って、店内を歩いてみると、学生が多い。
1人だけ、参考書やレポート用紙を広げているという状況にならなかったのには、
少し安心してしまう。
奥側のソファ席をとることにした。
ハンバーガーを食べているときに、対面の席に高校生と思しき、
カップルがいることに気付いた。
”こっち”に意識を向けているが、
”こっち”に興味があるわけではないような雰囲気があった。
どうでもよかった。
騒がしいマネさえしなければ、何をしようと気にしないつもりだった。
レポート用紙を広げ、書き込んでいると、妙な気配があった。
それを無視した。
資料とレポート用紙にだけ、意識を向け、集中することした。
知識が、身についていくという感覚はなく、正直、ジリジリとするような
思いに駆られる。
時間だけが経過していた。
ノドが渇き、飲み物のかわりを購入しようと、
ふっと顔を上げると、キスしている最中だった。
店内には、他にも客がいる中だった。
その2人と目があった。
それだけ・・・。
炭酸飲料を買ってから、席に戻ったが、2人も同じ場所にいた。
”もしハダカで抱き合ってでもいたら、どうするべきだったのだろうか?”と、
一瞬だけ考えた。
しばらくしたら、それも忘れていた。
レポート用紙にだけ、意識を向けていた。
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試験終了。これまでのこと1
試験が迫った10月の第2週に、職場での懇親会が開かれた。
こんなときに限って・・・とは思ったが、出ないわけにもいかない。
それでも、結構、楽しめてしまうから、困ったところ。
帰宅後、疲れもあって、バッタリと眠り込んでしまう。
真夜中、目が覚めた。
身体に重いものが詰められたような感覚があったが、
筆記用具と資料をバッグに入れ替えて、近所のファミレスに向かう。
こんな時間帯でも、大声をあげて騒いでいる人達も少なくない。
店員に”騒がしくない席にして欲しい”と頼むと、喫煙席の方へと案内された。
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