期待していた通り松山英樹プロが、マスターズ以来 米国ツアー通算7勝目に王手です。
昨日の最終ホールはボギーを叩きましたが、実に安定したプレーを続けていますよネ。
2位のトリンゲール選手に1打差の通算10アンダーです。 日本で出場した試合では、
第三ラウンドを首位通過すると、過去の戦績は7戦中6勝です。16年の国内ツアー「三井
住友VISA太平洋マスターズ」以来、五年ぶりに日本のファンの前での優勝が実現するかも。
<三井住友VISA太平洋マスターズで>
近い将来、よりアジアに注力していきたい米国PGAは、松山英樹プロに「アジアの顔」に
なって貰いたい意向が、国内外のメディアに述べている幹部のコメントから察しられます。
今大会ではクリスチャン・ハーディ上級副社長とクリス・リー アジア太平洋社長が
来日していますが、“ヒデキはPGAの象徴でもあるが、中国や韓国にも影響を与える
存在だ” と語っています。これもマスターズで優勝しているからこその評価でしょう。
<PGAのリー氏(右)とハーディー氏>
英樹プロの活躍による盛り上がりに、米国PGAツアー幹部も興奮を隠せません。昨日は
4,913人のギャラリーが駆けつけたけど、コロナウイルス対策で観客の制限がなければ、
数万人来ているかな。また 欧米の選手も “日本のギャラリーは礼儀正しく素晴らしい”
と言っていますが、米国PGAツアー幹部も そのように評価しているようです。
<ZOZOの会場・アコーディア習志野CC>
“日本は特別な国で大きなマーケットでもある。ZOZOに続く第二の大会を開きたい” とも
言わしめています。我々 日本人のゴルフファンとしても嬉しいコメントですよネ。
現在、日本で開催されている米国ツアーは 男女ともに1試合しか行なわれていません。
男子は19年から六年契約の「ZOZOチャンピオンシップ」で今回が二回目の開催。女子は
「TOTOジャパン・クラシック」を、瀬田GC(滋賀県)にて毎年11月に開催しています。
ただ、女子は昨年に続き今年も、新型コロナウイルスの影響で米国女子ツアーの
メンバーの来日は困難との判断で、国内ツアーの1試合として行なわれるようです。
男子の場合、例年は中国や韓国でも開催しますが、今年は中止や米国での代替え試合です。
それでも今回 日本で開催したのは「松山英樹プロを特別な存在」としているからでしょうネ。
今大会もそうですが、日本開催は男女共、高い人気を集めますし、東京五輪の成功も 米国
PGAツアー幹部を、その気にさせている感がありますネ。 是非 増やしてほしいです!
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