松山英樹プロ、イーグルで優勝を決めるなんて、こんな格好いいゴルフ、久しぶりに観ました!
開幕する前は、”調子は良くない” と自身でも言っていたので、最終日はミスが出たら、そのまま
ズルズルと落ちてしまうのか、ヒアヒアしながら観ていました。中盤にK・トリンガーリ選手
(34 米国)に、1打リードされた時は “危ない” と思いましたが、すぐさま引き離しました!
結果は、2位に5打差の15アンダーで、二年ぶりの日本開催となった米国男子ゴルフツアー
「ZOZOチャンピオンシップ」を勝ち取りました。今年4月のメジャー「マスターズ」以来と
なる、米国ツアー通算7勝目を挙げました。日本開催の大会では 実に五年ぶりの勝利でした。
大会を通じて、“マスターズの調子を「10」とすると、最終日も「2か3くらい」” と
不安を口にしていたそうですからネ、これで15アンダーを出すなんて信じられません。
確かに、一つひとつのショットに対してのリアクションも、本調子では無かったようでした。
でも、粘り強くプレーしていたように思います。その辺の集中力はさすが、凄かったですよネ。
彼が言うように、多くの日本人が応援してくれていることが、素晴らしいショットを打てる
ようにしてくれたのかも知れません。何せ、マスターズ王者としては、日本のファンの前での
プレーは初めてでしたからネ。 ギャラリーとテレビ観戦者の熱気を味方につけたようです。
最終日は、松山英樹プロのスタート前の練習、そして1番ホールの第一打から18番ホールの
イーグル、さらには表彰式の最後まで、テレビ朝日の地上波とBS放送で放映してくれました。
ここまでライブで観戦できたのは初めてかな。ネット社会になっても、スポーツ放映で録画
放映をしているのはゴルフだけです。今の時代、ライブでなくては、視聴率は取れません。
これをきっかけに、ゴルフもライブ放映が多くなるでしょうネ。
「マスターズ」に勝つまで三年半以上 空きましたのに、すぐに結果を しかも日本で出すことが
できての通算7勝目は、素晴らしかったです。後は、アジア人最多勝利のチェ・キョンジュ選手
(崔 京周)の8勝を追い抜くまで2勝です。追い抜いて、改めて「世界の松山英樹」と言わしめて
欲しいですよネ。 まだ1992年2月25日生まれの29歳、10勝 20勝を目指して欲しいなぁ~(笑)
世界が、アジアが、日本が、コロナ禍で実に暗いニュースが多い中、松山英樹プロと
大谷翔平選手は、日本中を明るくしてくれています。 この二人は日本の誇りですネ。
テレビ観戦してて、なんとなく気になったことがあります。
上位にいる日本人選手は松山選手一人。最終に近くなって金谷選手が7位に入ってきました。
もし、松山選手が不調のままだったら、ギャラリーは最終組につくでしょうか?
ギャラリーの少ない最終組になんてなったら、米PGAツアー開催も危ぶまれてしまわないか心配になります。
最終日に松山英樹プロも上位に居なかったら、こんなには来場しなかったでしょうね。