現在、国内男子ツアーで最年長の賞金シード選手は誰でしょう。
48歳の谷口徹プロ? それとも46歳の藤田寛之プロ? ・・・ いずれも違いますネ。 正解は
タイ出身のベテランで、今年で日本参戦16年目となる50歳のプラヤド・マークセン選手です。

昨年はアジアンツアーなど、世界ランキング加算対象のトーナメントだけで34試合に出場、タイのローカル
ツアーにも参戦、日本では賞金ランキング20位、アジアンツアーは10位と、両方のシード権を獲得しています。
そのマークセン選手が昨日 最終日となった 「モアサプライズ カップ」 という日本のシニア
ツアーにデビューしました。 初出場であわや優勝か! という活躍ぶり、さすがでしたねぇ~
最終組を回った崎山武志プロ 53歳が、5アンダーで最終ホールを迎えた時点で、マークセン選手は
尾崎直道プロ 59歳と共にトータル6アンダーでホールアウトして待っていました。 プレーオフ

<崎山武志プロの逆転優勝で終わりました ・・・>
突入かと思われましたが、最終ホールのパー5で崎山武志プロが圧巻のイーグルフィニッシュで、
一気に勝負を決めて、惜しくもプレーオフには成りませんでした。 残念でしたねぇ~
崎山武志プロは逆転で大会連覇を達成、ディフェンディングチャンピオンとしてタイトルを守り、シニア
通算6勝目。 今月26日から始まる全米プロシニアに向けて大きな足がかりと自信になるでしょう。
でもマークセン選手のシニア参戦は、大きな脅威になるでしょうネ。 今年もシニアデビューする直前まで、
SMBCシンガポールオープン 、レオパレス21ミャンマーオープン、東建ホームメイトカップ、パナソニック

オープン、中日クラウンズと戦っていたレギュラーツアーの常連で、しかも若い選手に混じっても
飛距離は負けてはいませんからネ。 プラヤド・マークセン選手の存在は不気味だと思います ・・・
マークセン選手自身は、シニアツアーに来る前は多少の不安があったそうですが、レギュラーの時からの
知り合いも多くいて、リラックスできて居心地は良かったそうです。 残念ながら、優勝は逃しましたが、
ゆったりとしたスイングで放つ長距離砲は健在で、恐るべしマークセン選手の実力を見せつけたでしょう。
「精一杯やったけれども、優勝には届かなかった。 次は自分が頑張る番で優勝を目指します」 と
語っています。 日本のレギュラーツアーとシニア、アジアンツアー、そして米国チャンピオンズ

ツアーと、大忙しのスケジュールになります。 彼も26日の全米プロシニアに初挑戦しますが、
欧米のシニアたちにも脅威となる存在でしょうネ。 でも体力的に大丈夫なんでしょうか ・・・
10代で地元ホアヒンのロイヤルホアヒンGCで、ボール拾いのアルバイトから始めたゴルフ。
25歳でプロになった異色のキャリアの持ち主は、日本ツアーが世界に胸を張って送り出せる
大ベテランです。 頑張れ! 50歳 プラヤド・マークセン選手!


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます