バンコクのドンムアン空港が格安航空会社(LCC)の旅客数で 初めて世界1位になりました!
英字新聞・ネイション紙によると、今年上半期のLCC旅客数のトップ5の空港は ・・・
1. ドンムアン空港(1,440万人)
2. 米ネバダ州ラスベガスのマッカラン国際空港(1,330万人)
3. マレーシアのクアラルンプール国際空港(1,260万人)
4. スペインのバルセロナ・エル・プラット国際空港(1,200万人)
5. インドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港(1,200万人) ・・・ とのことです。
今年第4四半期(10月~12月)にも、3社以上のLCCが新たに乗り入れる予定があると言いますから
今後もますます 旅客数増が見込まれます。更にタイのLCCが所有する機材が増えているようですから。
6月末時点で87機となり、昨年末時点の74機から増加して、年内に100機以上になると聞きます。
2006年かな、新しくスワンナプーム国際空港が開港した時、また2011年の大洪水発生の時、いずれも
ドンムアン空港は閉港され、一時は邪魔者扱いを受けていたのが、まるで嘘のようです。
それが、増大する旅客数に対応するため、第2旅客ターミナルビルを改装しており、11月に供用を
開始する予定だといいますからねぇ~ 第2ターミナル開業で、ドンムアン空港の旅客収容能力は
年間3,000万人に拡大する見込みだそうです。 なんか日本の羽田空港を見ているような気がします。
こうしてLLCが、タイの空港を活気づけている印象が強いですネ。
11月末には、マレーシアのLLC大手エアアジアのタイ法人タイ・エアアジアが、タイ東部の
ビーチリゾート・パタヤの玄関口であるウタパオ国際空港とシンガポール、マカオを結ぶ直行便を
開設させ、いずれも毎日1往復し 使用機材はエアバスA320型機で座席は180席と聞きました。
今やパタヤは、アジア最大級の歓楽街となって、中国人はじめアジアの国々で人気がありますからネ。
ウタパオ空港はパタヤの南約40キロ、バンコクの南東約140キロに位置するタイ海軍航空部隊の
基地ですが、タイ政府は同空港を商業空港として開発する計画で、2016年稼働を目指し、新旅客
ターミナルの建設を進めていました。エアアジアは今年7月にウタパオ~クアラルンプール線、
9月にウタパオ~中国広西チワン族自治区南寧線、ウタパオ~中国江西省南昌線を開設しています。
そう言えば、先月27日にはタイ北部ラムパン県のラムパン空港で新旅客ターミナルが完成し、タイの
運輸相らが出席し開所式が行なわれていました。 同空港にはタイの民間航空会社バンコクエア
ウェイズがバンコクのスワンナプーム空港から、タイ国際航空系の格安航空ノックエアがバンコクの
ドンムアン空港から定期便を運航し始めました。 地方都市の空港が元気になりつつあります。
ところで、日本のLLCと空港はどうでしょうネ ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
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