ついにやりましたねぇ~ 来ましたねぇ~ タイのアリヤ・ジュタヌガーン選手が、今週
新たに発表される最新の世界ランキングで正式に世界1位の称号を手に入れることになります。
歴代10人目となるとなる世界ナンバーワンですヨ。凄い選手が現れたと思っていましたが、
彼女が世界一になるなんて誰が予測したでしょう。もちろん、タイ人として初めての偉業です!
<アリヤ選手、ピカピカに輝いています>
4日に行なわれていた米国女子ツアーの「ショップライトLPGAクラシック」で、84週連続で世界
ランク1位の座を守ってきたリディア・コ選手(ニュージーランド)は、同大会を欠場しており、
出場大会数の関係で合計ポイントが変わり、1位から陥落することが決まっていました。
そして、結果次第で世界1位の座につく可能性のあった世界ランキング3位のユ・ソヨン選手
(韓国)が予選落ちし、2位のアリヤ・ジュタヌガーンが1位に浮上することが確定した
わけですネ。 アリヤ・ジュタヌガーン選手も出場していませんでした。
<最近、不調だったリディア・コ選手>
リディア・コ選手は「キア・クラシック」で1年9カ月ぶりの予選落ちを喫するなど安定せず、
今季はまだ勝利がありませんでした。 一方、アリヤ・ジュタヌガーン選手も今季は未勝利ながら、
トップ3入りが4度と優勝争いに絡み、リディア・コ選手に0.07ポイント差と肉薄していました。
ご存知でしょうが、この世界ランキングとは「Rolex Women’s World Golf Rankings(ロレックス
女子世界ゴルフランキング)」のことで、女子の統一した世界ランキングというコンセプトの下で
2006年にスタートしています。各大会のレベルに応じてポイントが与えられる仕組みになっており、
大会の出場資格を決定する際に使用されています。 過去の歴代1位の9人は錚々たる選手が・・・
<宮里藍プロも10人の内の一人>
アニカ・ソレンスタム,ロレーナ・オチョア,申ジエ,宮里藍,クリスティー・カー,ヤニ・ツェン,
ステイシー・ルイス,インビー・パーク,リディア・コ, そして、アリヤ・ジュタヌガーンです。
でも、1位になっても どのくらいトップで居れるか、1位を守り続けられるかで、その選手の実力が
問われます。世界1位になることだけでも大変な偉業なんですが、引退を表明している宮里藍プロは
10週(約2カ月半)とはいえ、この9人の中に名前を刻むことができたことは非常に名誉なこと。
宮里藍プロも日本人初の世界ランク1位でした ・・・
<ロレーナ・オチョア選手>
一番長く連続1位の座についていたのは、宮里藍プロが慕っているロレーナ・オチョア選手で
07年5月23日から10年5月2日までの158週(約3年3カ月)でした。2番目に長いのはヤニ・
ツェン選手の109週(2年3カ月)。3番目が先週まで1位だったリディア・コ選手で、15年の
10月26日から84週目(1年8カ月)でした。
さぁ~ これからが大変ですネ。21歳のアリヤ・ジュタヌガーン選手がどのくらい、トップを
保っていられるか、これによって大選手の中での評価も決められてしまいます。 ですが、
<喜んでばかりいられません、これからが大変だけど>
彼女の出現により世界で、タイのゴルフが力を付けていること、また凄いことは実証されますネ。タイで
史上初の世界一と言ったら、女子のバトミントンでラチャノック・インタノン選手が18歳という史上
最年少で世界1位になった以来でしょう。 タイのゴルフの新しい歴史が始まりますネ。
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アリヤは今季は優勝が無く、むしろ、姉のモリヤの健闘が光っています。
しかし、アリヤは一旦優勝すると、数試合連続優勝という、手がつけられない状態になるので、今季も昨年の再現が見られるかもしれません。
アリヤ選手で唯一心配なのが怪我ですね。
上半身が重いので、膝に架かる負荷が重く、時限爆弾になっています。
ロレーナ・オチョアのランキング1位連続期間を破るのはアリヤをおいて他には見当たりません。
トップから陥落したリデイア・コー選手は心配ですね。
ドライバーの飛距離が引退表明した宮里藍選手とほぼ同じで、「飛ばないプロ」に入ります。
飛距離の無さをセカンドやショートゲームの正確さでカバーしていましたが、アリヤの破壊力の前では無力になっています。
ここ1年はスランプが続き、ランキングのトップ10から陥落する可能性すら出てきました。
私らはタイで、15歳前後から見ていましたので、この時はまさか、世界1位になるなんて、
考えもしませんでしたね。そんなことを言われ出したのは、ここ2年前でしょうね。
それにして、タイから大変な選手が出てきました ・・・