タイ人にがん患者が少ないわけは？

アメリカが日本食と同様に、200種類以上を超える野菜王国タイの“トムヤム・スープ”等のタイ料理は
健康食材、保健食品として注目されつつあるようです。その“トムヤム・スープ”は世界の三大スープの
一つです。世界の三大スープとは、他にどんなスープがあるのでしょう？

日本の味噌汁、フランスのオニオン・スープで、これは江上料理学校の創設者である故江上トミさんが
名付けたそうですが、世界に通用しているのか、どうか定かではありませんが、それだけ美味しく、
栄養のあるスープということでしょう。

“トムヤム” の後に、海老ーGoongクン、魚―Plaプラー、鶏肉―Kaiガイ、豚肉―Mooムー、牛―Nuaヌア
など、たんぱく質の具の名前をつけたスープがいくつもあり　好みに合わせてオーダー出来ます。
皆さんもタイでも日本でも一度は食したことがあるかと思います。

タイ料理の殆んどは、ハーブやスパイスをふんだんに使って、一つの料理が出来上がりますが、トムヤム
スープに使用される健康野菜類は、こぶみかんの葉や皮、5種類くらいの唐辛子類、レモングラスと
呼ばれるレモンの香りのするイネ科のハーブ、グリーンピースのよう形の実、小さな赤いたまねぎ、
ナンキョウと呼ばれる白生姜、小さな白いウコン、細く小さな白ごぼう、きのこ、パクチー ・・ ・・ 等々
独特な野菜、ハーブ類と大量の唐辛子を使用しますので辛く、酸味が強いのも特徴的です。

癌、ダイエットに良いということでも話題となるトムヤムは、健康面と味覚からもスープの王様です！
日本料理でダシを取る際、昆布・かつおぶしを基本とし、酒・みりんでコクを出し、醤油・味噌・塩・
砂糖などで味付け、というパターンでしょうが、タイ料理のトクヤム・スープを例にすると、レモングラス・
こぶみかんの葉っぱ・唐辛子・ライムの絞り汁・パクチの根っこを基本として、ナンプラー（タイの醤油）・
砂糖。牛乳・などで整えるというのが基本的なパターンのようです。

タイの人は、癌になる発生率が非常に低いという統計が出ているそうですが、レモングラス・ナンキョウ・
こぶみかんの葉っぱ等が、癌に効用があるそうです。

野菜・果実市場へ行くと、屋台も多く素材の購入だけでなく、その場で“これぞタイ料理！”を
安くタラフク食べることも出来ます。並べられた屋台の料理と食事方法を見ていると、タイ人の
豊富な野菜、果実の摂取量にも驚かされます。う～む　食べたくなってきました！

“トムヤム・スープ”は、ワタクシもタイ料理の中でもベスト３に入る大好きな料理の一つです。


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