タイ在住の方、日本から来タイした方で、ウーバーの配車タクシーを利用したこと あります?
最近は日本人も利用し出している「タクシーを配車してくれるモバイルアプリ」です。
スマートフォンの利用率が上がったこともあり、タイでも近年、タクシーの配車アプリが登場。その一つが
米国から来た「ウーバー(UBAR)」なんですネ。2013年にすでに日本上陸を果たし、世界50カ国以上で
<日本では14年8月に一般タクシーがウーバーに>
利用されており、昨今、タイでも人気が高いんです。タイではタクシーではなく契約を済ませた一般車両が
迎えに来るというシステムで、基本的な料金(UBER X)と高級セダン(UBER BLACK)と二通りがあります。
東南アジアではマレーシア発のアプリ、「GRAB TAXI(グラブ・タクシー)」のほうが、知名度は高いかも。
実際のタクシーが配車され領収書もメールで送信。明朗会計なので安心して利用でき仕事でも使えます。
<クラブタクシーのアプリとステッカー>
ところがタイではタクシーの信用度が低いためでしょう、ウーバーがグラブより利用度が高まっています。
私も登録しており一度 利用したことがありますが、ドライバーの感じも良く、安心感をもたらしますネ。
昨年の年末時点で登録されていたタクシーは約9万5千台ですが、ほとんどがバンコクに集中。
ところが昨年度(2015年10月~16年9月)、タイ運輸省陸運局に、寄せられた公共交通機関に
関する苦情(5万8,662件)の内、四輪タクシーの苦情が4万3,254件と全体の約7割を占めます。
<14年8月から乗車拒否しないタクシー会社が現れたけど>
苦情の内容は「乗車拒否」「態度が悪い」「運賃の過剰請求」などが多いんですネ。 実際、
3月に入ってから、ニュースになった事件で、すでに3件ほど女性客に対する不適切な言動、
危険運転などで、悪質なドライバーらがタイ運輸省陸運局から罰金刑を科せられています。
こうして罰金を科したり対策を打っていますが、極端にトラブルが減ることがありません。
<素晴らしいタクシードライバーもいるんだけど>
これでは不快な思いもせず、安心・安全のウーバーが女性客から人気が上がるのも理解できますよネ。
昨年12月にグーグル(タイランド)が、「2016年にタイ人がダウンロードした、最も人気の
あるスマホアプリ・リスト」を発表しています。タイ人の間で最も人気のあったスマホアプリの
中には、ウーバーが入っていたといいますからネ。余程 タクシーに不信感があるんでしょう。
ところがウーバーの人気が高まる中、既得権益を守るドライバーなどタクシーに関わる関係者が
騒ぎ出しています。先月末、タイ空港株式会社(AOT社)は、タイ陸上輸送局に登録されていない、
非公共車両のウーバーは、スワンナプーム空港で乗客を拾うことができないと訴え出しました。
ハッキリ言って、普通の自家用車をタクシーにすること、すなわち日本で言う「白タク」だ
というワケですネ。 この話、長くなりますので明日に続きます ・・・
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