今月6月に入って、こんな微笑ましい二組の結婚式が話題となりました。
一つは中部サムットサコン県で女性同士の盛大な結婚式。
新郎のポンティップさん(46)は農園を経営しながら、亡くなった両親に代わって一家の大黒柱となり、
兄弟4人の面倒を看ていましたが、新婦となるウアイポンさん(36)が経営していた小さな美容院で
二年ほど前に最初の出会いとなり、一年ほどで恋人として付き合うようになっていたそうです。
ポンティップさんは600万バーツで農地を売却し、兄弟にそれぞれ家を新築、残ったお金をそれぞれに分け
与えてから二か月前にプロポーズし、盛大な結婚式になったようです。新婦は「いろいろ聞かれるけど、
大切なのは二人の愛」と言い、理想的な夫?になっていきたい、と語っているそうです。新郎から新婦への
結納金は現金と宝石で5万バーツだったようです。
タイでも同姓同士の結婚は認められていませんが、このような結婚式が祝福されるにはタイの結婚概念の
土壌があるようです。タイでは籍を入れていない夫婦がかなりおりますが、単なる同棲と大きくは違う点は
男性が女性の両親の承諾を貰い、法的な手続きをしていないだけであって、友人、親戚を呼んで世間に
お披露目をすれば社会的にも認められた夫婦となります。
日本もそうですが、籍を入れなければ夫婦と見なされない国と違って、ましてやタイ国は、同性愛者が市民権を
得ているお国柄ですし、こんな諸事情が女性同士の結婚式でも公に話題となり祝福されるのでしょうネ。
二つ目は、タイ南部スラタニ県で72歳と75歳の高齢者による結婚式。
実は、新郎のチャランさん(72)は新婦のブンソンさん(75)と若い時に交際をしていましたが、その後別れたお二人は
それぞれの伴侶を得て、違った人生を歩んで来ました。チャランさんは6人の子供がおり夫人は亡くなり、一方、
ブンソンさんも4人の子供がおりますが、夫とは7年前に離婚していたそうです。
その後、チャランさんは市場で清掃などをして暮らしていたブンソンさんと劇的な再会をし、若き日の熱愛を思い出し
その後も足しげく通った二年間の努力が実り、結婚にこぎ付けることができたそうです。ブンソンさんは
「チャランさんなら私の面倒をみてくれると思い、求婚を受けることにした」と話し、今は仕事を辞め夫の
世話に専念するようです。
なお、新郎から新婦への結婚式は2千バーツと金のネックレス。通常、結納金は新婦の両親に渡すものですが、
かなり前に両親は死亡していることから、直接新婦に手渡されたそうです。<そりやぁ~ そうだ>
ここでも離婚・再婚に対してのタイの概念が垣間出て、お二人の結婚式を日本よりスムーズにしている気がします。
日本では、再婚・転職は、籍・経歴にキズが付くという考え方がありますが、タイでは当り前のように昔から多く、
日本のように最近の風潮ではありません。分かれてもすぐに新しい伴侶を見つけ、バツ一・バツ二なんて気にしません。
<籍を入れていないからバツ一・バツ二にならないか? あぁ~ これが籍を入れない本当の理由かも>
こんなタイ社会の背景も、高齢者カップル誕生に多くの祝福の雨が注がれるのでしょうネ。
いずれにしましても微笑ましい、タイらしいカップルの話題でした。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
一つは中部サムットサコン県で女性同士の盛大な結婚式。
新郎のポンティップさん(46)は農園を経営しながら、亡くなった両親に代わって一家の大黒柱となり、
兄弟4人の面倒を看ていましたが、新婦となるウアイポンさん(36)が経営していた小さな美容院で
二年ほど前に最初の出会いとなり、一年ほどで恋人として付き合うようになっていたそうです。
ポンティップさんは600万バーツで農地を売却し、兄弟にそれぞれ家を新築、残ったお金をそれぞれに分け
与えてから二か月前にプロポーズし、盛大な結婚式になったようです。新婦は「いろいろ聞かれるけど、
大切なのは二人の愛」と言い、理想的な夫?になっていきたい、と語っているそうです。新郎から新婦への
結納金は現金と宝石で5万バーツだったようです。
タイでも同姓同士の結婚は認められていませんが、このような結婚式が祝福されるにはタイの結婚概念の
土壌があるようです。タイでは籍を入れていない夫婦がかなりおりますが、単なる同棲と大きくは違う点は
男性が女性の両親の承諾を貰い、法的な手続きをしていないだけであって、友人、親戚を呼んで世間に
お披露目をすれば社会的にも認められた夫婦となります。
日本もそうですが、籍を入れなければ夫婦と見なされない国と違って、ましてやタイ国は、同性愛者が市民権を
得ているお国柄ですし、こんな諸事情が女性同士の結婚式でも公に話題となり祝福されるのでしょうネ。
二つ目は、タイ南部スラタニ県で72歳と75歳の高齢者による結婚式。
実は、新郎のチャランさん(72)は新婦のブンソンさん(75)と若い時に交際をしていましたが、その後別れたお二人は
それぞれの伴侶を得て、違った人生を歩んで来ました。チャランさんは6人の子供がおり夫人は亡くなり、一方、
ブンソンさんも4人の子供がおりますが、夫とは7年前に離婚していたそうです。
その後、チャランさんは市場で清掃などをして暮らしていたブンソンさんと劇的な再会をし、若き日の熱愛を思い出し
その後も足しげく通った二年間の努力が実り、結婚にこぎ付けることができたそうです。ブンソンさんは
「チャランさんなら私の面倒をみてくれると思い、求婚を受けることにした」と話し、今は仕事を辞め夫の
世話に専念するようです。
なお、新郎から新婦への結婚式は2千バーツと金のネックレス。通常、結納金は新婦の両親に渡すものですが、
かなり前に両親は死亡していることから、直接新婦に手渡されたそうです。<そりやぁ~ そうだ>
ここでも離婚・再婚に対してのタイの概念が垣間出て、お二人の結婚式を日本よりスムーズにしている気がします。
日本では、再婚・転職は、籍・経歴にキズが付くという考え方がありますが、タイでは当り前のように昔から多く、
日本のように最近の風潮ではありません。分かれてもすぐに新しい伴侶を見つけ、バツ一・バツ二なんて気にしません。
<籍を入れていないからバツ一・バツ二にならないか? あぁ~ これが籍を入れない本当の理由かも>
こんなタイ社会の背景も、高齢者カップル誕生に多くの祝福の雨が注がれるのでしょうネ。
いずれにしましても微笑ましい、タイらしいカップルの話題でした。
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