米国女子ゴルフツアーのQシリーズ(QT)8ラウンド(8日間)の最終予選会が終了し、
勝みなみプロが、最終日を66で廻り、通算24アンダーの5位という結果で、20位以内に
与えられる来季の出場権を獲得しました。西村優菜プロは通算15アンダーで 24位タイで
出場資格は得ましたが、20位には届かず試合数は限定的となってしまいます。 そして
ファイナルステージから挑戦した識西諭里プロは、75位で出場資格には及びませんでした。
<LPGA モリー マクー サマーン会長と勝みなみプロ>
8日間の144ホールにわたる長丁場に、勝みなみプロは、ここ何年かトレーニングで培って
きた体力から生まれる飛距離と安定したパットを武器に上位に入れたと振り返っています。
また、8日間ともお母さんがキャディを務めたことも、全てにおいて功を奏したのでしょう。
反対に西村優菜プロは、飛距離と体力不足に苦戦したようです。20位以内に2打届かず、
悔し涙を流していたといいますが、24位に入っているんですから流石でしたよネ。
きつく辛い戦いが毎日続き、米国ツアーは厳しいツアーだと実感したようです。来季の
主戦場を米国に置くかは、今は考えられず、ゆっくり考慮したいと、語っています。
タイ国からも8名が挑戦しました。同QTには、150人余りが参戦しましたが、4日間の
72ホールが終了時点で75人に絞られます。 その8人の内5人がファイナルステージへ
進みましたが、その5人とも 45位以内に入りました。6位タイのシャネット・ワナセン、
<45位タイに入った46人の一覧、タイ国旗が付いているのがタイ人選手>
21位タイ ジャラヴィー・ブンチャント、24位タイ パヴァリサ・ヨクトゥアン、28位タイ
ナタクリッタ・ボンタヴェーラップ、45位タイ アルピチャヤ・ユボル選手らの5名です。
<45位以内に入ったタイ人女子プロ5名>
5人がパスしたのは米国の12人に次いで二番目の人数ですからタイ人女子の米国進出は凄い。
因みに45位タイに入った46名の国別は下記です。( )内は ファーストステージ通過人数。
アメリカ 12(16)、タイ5(5)、スウェーデン4(5)、ドイツ3(4)、韓国2(5)、
中国・オーストラリア・ 台湾・日本は2(3)、イギリス・フィリピン・パラグアイは1(2)、
<喜びの46人>
アルゼンチン、ベルギー、カナダ、コロンビア、スペイン、イタリア、モロッコ、オランダ、
スロベニアの各国は1(1)でした。今や米国女子は、韓国に代わりタイ国の躍進が目立ちます。
既に、アタヤ選手初め、来季のシード権を獲得しているタイ人プロは8人いますから、来季の米国
女子ツアーには13人の出場です。日本人は西村優菜プロが参戦すれば6人かな。明日に続きます。
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