米国女子ゴルフの今季メジャー第二戦「全米女子オープン」が、今日2日から4日間、
ノースカロライナ州のパインニードルズGCで行なわれますネ。日本からは米国ツアーで
戦っている畑岡奈紗プロら、日本からは西郷真央プロら初め、アマ選手二人を含めた 総勢
15名が出場。まるでオールスター戦のように、日本の代表選手が集まりますので楽しみです。
<最後の出場となった宮里藍さん>
女子メジャーの中でも最も長い歴史を誇る同大会です。日本人としての最多出場は宮里藍さん。
2004年の「全英女子オープン」に19歳で初出場してから現役最終年となった17年まで計53回
メジャーに出場しました。でも最高成績は3位で、藍さんでも優勝には届きませんでした。
タイ勢からは、現在 世界ランク5位のアッタヤ・ティティクル選手(19)初め6名の出場です。
昨年の大会は、笹生優花プロがプレーオフで畑岡奈紗プロに勝ったように、今大会も若い
アッタヤ選手らアジア勢が活躍しそうです。日タイのレベルが世界で通用していますからネ。
<今年3月に米国で初優勝しているアッタヤ選手>
今年の勝者はどこの国の選手になるでしょう? ここ10年の勝者はアジア勢の活躍が
目立っています。韓国選手6人、米国選手2人(M・ウィー、B・ラング選手)、タイ1人
(アリヤ・ジュタヌガーン選手)、昨年はフィリピン籍だった笹生優花プロでした。
M・ウィー選手は韓国系ですから純粋な米国人は B・ラング選手一人だけですからねぇ~
17年大会ではトップ10に米国勢が1人も入れず、1946年の大会創設以来、初の屈辱でした。
<ブリタニー・ラング選手>
また、直近10年でも米国開催のメジャー三大会(トータル31大会)で米国の自国選手が
勝ったのは7人しかいません。これが米国で女子ゴルフの人気低迷の一因になっていると
懸念されています。 LPGA幹部初め、米国選手一同、巻き返しを図っているといいます。
米国の女子ツアーで韓国勢が圧倒し出して、もう何年になるでしょう? ゴルフ雑誌に
よれば、新型コロナウイルスの影響がなかった19年では、ツアー33戦で15勝が韓国勢です。
先の三つのメジャーだけでも、韓国勢はここ10年で延べ16人も勝っていますからねぇ~
<米国で韓国勢は相変わらず強い>
先週の日本男子ツアーで上位5位タイまでに日本人選手が一人も残れなかった「ミズノ
オープン」のように、自国の大会で外国選手ばかりが勝っていれば面白いはずがありません。
それがメジャーなら尚更です。結局の所、今の米国女子ツアーはスター不在なんでしょうネ。
米国の女子ツアーの人気衰退を防ぐためにも、米国からも勝者が出てほしい気もします。
張替さんは、日系で、カリフォルニアのモントレーにある寿司屋の娘さんだそうです。
日本勢は15名が出場していますが、予選通過は5名以内でしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=KRWqbfgnoik
米国男子ツアーでは、マスターズチャンピオンの松山選手が、使用クラブのルール違反で失格になりました。ちょっと、恥ずかしい事態ですね。