米国の女子ツアーでの2021年シーズンの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」は、タイの
パティ・タバタナキット選手(22歳)に確定しました。 今年は大活躍でしたからねぇ~
4月に海外女子メジャー第一戦の「ANAインスピレーション」を制し、ここまで17試合に
出場し、メジャー1勝を含むトップテンは9回ですからネ。いわゆる新人王であるルーキー・
<パティ・タバタナキット選手>
オブ・ザ・イヤーのポイント、1,134ポイントを獲得し、今季残り二試合を残しながら、2位の
レオナ・マグワイヤ(アイルランド)選手に、355ポイント リードしており受賞が確定しました。
タイ勢としては2013年のモリヤ・ジュタヌガーン選手(当時19歳)以来二人目の快挙です。
モリヤ選手は、意外でしょうが 妹のアリヤ選手よりも 先に活躍していましたネ。
パティ選手は現在、賞金ランキングは7位におり、今季 約132万2,000ドル(約1億5,070万円)を
獲得しています。身長は168センチで、平均飛距離の順位は275.49ヤードで7位につけています。
<メジャー戦制覇が初優勝でした>
彼女は、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のゴルフ部で活躍後、プロに転向。
2019年に下部のシメトラツアーで三勝し、同ツアーでも「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を
獲得しています。 その資格で20年にLPGAのレギュラーツアーの出場権を得ています。
レギュラーツアーの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」、過去にはアニカ・ソレンスタム選手
(1994年、スウェーデン)、リディア・コー選手(2014年、ニュージーランド)が受賞して
いますが、ルーキーであったパティ選手のメジャー勝利は、1984年のジュリ・インクスター
選手(米国)以来の快挙でした。因みに8月の東京五輪にはタイ代表(23位)で初来日しています。
<東京五輪のタイ人代表選手>
受賞したことについてパティ選手は、“この賞を獲得できたのは本当に夢のよう。一生に
一度しかない賞で、長きにわたって尊敬していた過去の受賞者のリストに名を連ねる
ことができて、とても感動している。残りの二試合も「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」
として、上位でのフィニッシュを飾りたい” と喜びのコメントを述べています。
<パジャレー選手も初優勝しています>
現在、米国女子ツアーに12人のタイ人女子プロが参戦していますが、今年の8月には「ISPSハンダ
世界招待」で、やはり22歳のパジャレー・アナナルカルン選手がツアー初優勝を遂げています。
タイ人女子勢は、米国の下部ツアーで揉まれていますから、これからも米国女子ツアーにおいて、
ジュタヌガーン姉妹、パティ・タバタナキト選手のように活躍する選手が多く出てくるでしょうネ。
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