今日から「全米女子オープン」がスタートしています。日本勢19人が出場した2020年は、
新型コロナウイルスの世界的感染拡大後、最初の開催とあって予選会を行なわず、出場資格が
大幅に変更されたため、日本選手の出場数が増えたと聞いています。 昨日からの続きですネ。
これは例外として考慮すると、昨年の15人が最多となります。今年はここから一気に7人も
増えました。それだけ多くの若い日本の女子が実力を付けてきているということでしょうネ。
昨年は「全米女子アマ」で馬場咲希さんが勝利したことや、国内でも若手が躍進して世界
ランキング75位以内の人数が増えたこと、また 海外での活躍で出場資格を掴む日本選手も
増えました。 好例が今年で、米国の予選会では 日本から3人の選手が、出場資格を手に
したことです。様々な相乗効果もあり、海外志向が高まっていることも大きな要因でしょう。
近年の日本人女子選手は、人数だけでなく層の厚さも過去最高のレベルになっています。
メジャー優勝者が渋野日向子、笹生優花プロと二人おり、米国ツアー優勝経験者は 他に、
上田桃子(日本開催)、畑岡奈紗、野村敏京、古江彩佳プロらがいます。メジャートップテンの
経験者も上原彩子、西郷真央プロと二人おり、全米アマ優勝の馬場咲希さんもいますからネ。
当ブログでも、“近年の米国ツアーは、タイ国勢が台頭して来ており、そのうち韓国に代わって
タイ人女子が中心になるだろう” なんて、言ってきましたが、どうしてどうして日本人勢も、
決して負けてはいませんねえ~ 全米女子はじめ、楽しみが広がる顔ぶれが揃って来ています。
やはり、注目は昨季の年間女王で、今季 すでに4勝をマークし、世界ランキングポイントの
配分の低い日本を主戦場にしながら、世界ランクは畑岡奈紗プロを抜いて日本人で二番手に
つけている山下美夢有プロが、どこまでやれるか? 注目です。一番手の古江彩佳プロも楽しみ。
国内ツアーでは圧倒的な安定感と強さを誇る山下プロは、昨年8月の「全英女子オープン」
以来となるメジャー戦ですが、英国の本場リンクスを舞台に13位と大健闘しましたしネ。
今季の国内ツアーでたびたび優勝争いを演じる岩井姉妹は、双子でメジャー戦に出場するのは
男子を含めて史上初めて、という事で実力以上に注目されるでしょうが、頑張ってほしいです。
そう言えば 7月5日は、21歳のバースデーでしたが 大谷翔平選手と同じ誕生日なんですネ。
二人は、“いつか一緒にパーティーしたい。それくらいの存在になれるよう頑張りたい” と
語っていたとか(苦笑)。 タイ国からも注目のアタヤ、ナタクリッタ選手ら多くの若手が
出場しています。 樋口久子、渋野、笹生プロ、アリヤ、パティ選手に続くのは誰でしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます