アジアンツアーの今季第二戦「ロイヤルズカップ」が終了しました。日本ツアーでも
優勝経験のあるセン・セショウ選手(台湾)が、トータル23アンダーで初日から首位の
座を守り抜き、完全優勝を果たしました。 日タイの選手はどうだったでしょう?
6位タイ(15アンダー)までにトータル11人が入りましたが、トータル20アンダーで2位
タイに入ったサドム・ケーオカンジャナ選手はじめ、タイ人勢6人が 名を連なれました。
<サドム・ケーオカンジャナ選手>
23歳のサドム選手は、今年1月に行なわれた日本とアジアンツアーの共催試合である「SMBC
シンガポール オープン」で優勝していましたよネ。相変わらず好調さを保っているようです。
日本勢の最高位は、19歳の久常涼プロで9アンダーで38位タイ。水野眞惟智プロは
6アンダー52位タイで四日間を終えています。 期待していた木下稜介・川村昌弘・
関藤直熙プロらは、残念ながら予選落ちでした。56歳のマークセン選手も同様でした。
<久常涼プロ>
明日から3月です。国内女子ツアーは今週3日から「ダイキン オーキッドレディス
(沖縄・琉球GC)」で今季の開幕戦を迎えます。 男子ツアーはと言うと、あと
一カ月先、3月31日の「東建ホームメイトカップ(三重・東建多度CC)」となります。
JGTOは、共催試合の「SMBCシンガポール オープン」を開幕戦としていますので、
2試合目となる「東建ホームメイトカップ」まで二カ月以上も空いてしまっています。
今季、男子ツアーの試合数は昨年とほぼ同数の25試合(賞金総額約32億円)ですが、
女子ツアーは38試合あり、賞金総額も前季より6,600万円増の約43億円になります。
試合数で13試合、賞金総額は11億円と 女子に大きく差をつけられてしまっています。
試合数の差がありますから仕方ないんですが、男子の日程には、6月から8月にかけても
約二カ月の空白があります。このような歯抜け状態ではファンの関心も薄れがちに ・・・
こうした隙間に、賞金額の小さな試合でも埋めることはできないんでしょうか?
男子と女子ツアーでは、コロナ対策にも大きな違いが出ているような気がします。例えば
観客の受入でも、男子の開幕戦は、まだ一カ月もあるのに早々に無観客試合としています。
女子は、開幕戦の3月3日から第4戦の「アクサレディス(3月25日)宮崎・UMKCC」まで
一日5,000人を上限に有観客で開催することを決定していますからねぇ~ 今季は11月末まで
38試合が組まれていますが、少なくとも6月までは、有観客開催で行なことを予定しています。
JLPGA(日本女子ゴルフ協会)と比較して、JGTO(日本ゴルフツアー機構)には、人気低迷を
脱出するための危機感や必死さが、伝わってこないと感じるのは私でだけでしょうか。
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