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日本ゴルフツアー、男女で こんなにも差がついている!

2022年02月28日 | 日本のゴルフあれこれ

 アジアンツアーの今季第二戦「ロイヤルズカップ」が終了しました。日本ツアーでも

優勝経験のあるセン・セショウ選手(台湾)が、トータル23アンダーで初日から首位の

座を守り抜き、完全優勝を果たしました。 日タイの選手はどうだったでしょう?

 

6位タイ(15アンダー)までにトータル11人が入りましたが、トータル20アンダーで2位

タイに入ったサドム・ケーオカンジャナ選手はじめ、タイ人勢6人が 名を連なれました。

 

 <サドム・ケーオカンジャナ選手>

23歳のサドム選手は、今年1月に行なわれた日本とアジアンツアーの共催試合である「SMBC

シンガポール オープン」で優勝していましたよネ。相変わらず好調さを保っているようです。

 

日本勢の最高位は、19歳の久常涼プロで9アンダーで38位タイ。水野眞惟智プロは

6アンダー52位タイで四日間を終えています。 期待していた木下稜介・川村昌弘・

関藤直熙プロらは、残念ながら予選落ちでした。56歳のマークセン選手も同様でした。

 

 <久常涼プロ>

明日から3月です。国内女子ツアーは今週3日から「ダイキン オーキッドレディス

(沖縄・琉球GC)」で今季の開幕戦を迎えます。 男子ツアーはと言うと、あと

一カ月先、3月31日の「東建ホームメイトカップ(三重・東建多度CC)」となります。

 

JGTOは、共催試合の「SMBCシンガポール オープン」を開幕戦としていますので、

2試合目となる「東建ホームメイトカップ」まで二カ月以上も空いてしまっています。

 

今季、男子ツアーの試合数は昨年とほぼ同数の25試合(賞金総額約32億円)ですが、

女子ツアーは38試合あり、賞金総額も前季より6,600万円増の約43億円になります。

試合数で13試合、賞金総額は11億円と 女子に大きく差をつけられてしまっています。

 

試合数の差がありますから仕方ないんですが、男子の日程には、6月から8月にかけても

約二カ月の空白があります。このような歯抜け状態ではファンの関心も薄れがちに ・・・

こうした隙間に、賞金額の小さな試合でも埋めることはできないんでしょうか?

 

男子と女子ツアーでは、コロナ対策にも大きな違いが出ているような気がします。例えば

観客の受入でも、男子の開幕戦は、まだ一カ月もあるのに早々に無観客試合としています。

 

女子は、開幕戦の3月3日から第4戦の「アクサレディス(3月25日)宮崎・UMKCC」まで

一日5,000人を上限に有観客で開催することを決定していますからねぇ~ 今季は11月末まで

38試合が組まれていますが、少なくとも6月までは、有観客開催で行なことを予定しています。

 

JLPGA(日本女子ゴルフ協会)と比較して、JGTO(日本ゴルフツアー機構)には、人気低迷を

脱出するための危機感や必死さが、伝わってこないと感じるのは私でだけでしょうか。  



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