タイ人が好む日本食は寿司、ラーメンが断トツでしょうネ。タイ語でも そのまま呼ばれて
いるほど、人気のある和食です。和食は日本人の伝統的な食文化として「ユネスコ無形文化
遺産」に登録されていることも、有識者の間では知られています。 昨日からの続きです。
こんなコロナ禍でも昨年12月には セントラルワールドに、世界初のラーメンでミシュラン一つ星を
獲得した「TSUTA(蔦)」がオープンしています。 醤油そばが400バーツ前後(約1,400円)でも、
行列ができているといいますから、一部のタイ人にとってはコロナ禍なんて、なんのそのですかネ。
<TSUTA(蔦)がオープンしています>
そして来月には、日本の回転寿司チェーン「スシロー」がタイに初進出です。場所は「TSUTA」と
同じく、大型ショッピングセンターのセントラルワールド内にオープンします。今からタイの
富裕層らも楽しみにしているようですヨ。果たして、どのくらいの料金設定になるでしょうか …
このように資本力のある日系企業はコロナ禍でも進出してきますし、体力がある現存の大手
FCはやって行けるでしょう。 しかし、タイで日本食をポピュラーにした、最も貢献度が
高かった中小や現地の個人経営の日本食店はコロナ禍で、昨年は700店以上が閉店しています。
今年も、何とか危機を踏み堪えている経営を「第二波」は、再度 脅かすまでになっています。
「第一波」では、どうにか乗り切った多くの日本食店ですが、今回の感染状況が続くか、拡大されれば
生死を分ける事態になるだろう、という声も聞えています。現在、店内飲食は可能ですが、日本食店の
場合、アルコール販売禁止は痛いでしょう。居酒屋はじめ日本式はお酒が付き物ですからネ。
既に年末からバーやパブなどの飲酒施設は営業禁止、日本人経営者もおり困惑状態のままです。
なにしろ海外から人が入って来られないんですから。一昨年は4千万人近くの外国人が来タイ
していたんです。外国人観光客や日本人ビジネスマンをターゲットにした日本食レストランは
厳しいでしょう。タイで4千店になった日本料理店ですが、この構図も大きく変わりそうです。
<ノンタブリ県の居酒屋>
バンコクのベットタウンとして期待されるノンタブリ県に一昨年から86店の店がオープン、
合計256店と増え 2020年はチョンブリ県と並びました。しかし 政府の支援が無ければ、
今年の末には、“その三分の一が経営難に陥るだろう” と、見られているようです。
せっかく、タイ全土の77都県に広まった4千店舗の日本食レストランですが、
このまま新型コロナウイルスが終息しなければ、どうなってしまうでしょう ・・・
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