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前国王の国葬も終わり1年の喪が明けました!

2017年10月30日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 23日まで あれだけ降っていた雨もピタリと止み、心配された雨も降らずに25日~29日まで
5日間の国葬が何事もなく終了。 国葬前にタイミング良く雨期も終わり乾期に入っています。

毎日 国葬の様子がテレビ放映されていましたが、昭和天皇が亡くなられた時の日本のテレビ
放映が思い出されました。どちらも、身につけているものや建物などが現在のものと、かけ

 

離れているため、大昔の絵巻物を見ているような気がしました。タイのテレビ放映はナレーション
など無く、静かに進行する画面が流れるだけで余分な音が入らず、余計に そんな感じを起させます。

プミポン前国王のご遺骨を骨壺に納める儀式が執り行なわれましたが、遺骨と遺灰を収容する儀式で、
長男ワチラロンコン国王が遺骨を手で壺に納められていたシーンが印象的でしたねぇ~  日本では
火葬のすぐ後に納骨しますが、タイでは火葬の翌日に骨拾い(納骨)をすることが一般的だそうです。

 

そして 驚いたのが前国王の棺です。あのような棺を初めてみました。縦型で壺のような棺で、
タイ王室の葬儀での伝統だと聞きました。私らが知っている棺といったら横長で、棺内に遺体が

横たわっているというイメージです。この中に本当にプミポン前国王のご遺体が納まっているか、
と思うほど高さもなく大きくありません。 でも「王族などの遺体は 横に寝かせるのではなく、
体を立てて安置することが相応しい」という文化もあるんだそうです。 

 

これには大きな文化の違いを見ましたネ。 失礼な表現かも知れませんが、タイの
世紀の儀式を体現できて、ある意味 素晴らしい貴重な時間をいただいたと思います。

火葬式が行なわれた26日は、BTS駅や商業施設は黒色の服を身にまとった人たちで溢れ、街の主な
寺院には喪服姿の人による長蛇の列ができ、市内全体が国葬一色になったような印象を受けました。

でも、サイアムスクエアなど若者が集まる街並みの商業施設では、プミポン前国王に所縁のあるジャズなど
流れはしても、悲しい雰囲気はありませんでした。 1年前の10月とは大きく違っていましたネ。

 

昨年は若者までもが涙顔になっていましたが、街ゆく若い人たちの表情は穏やかです。1年経ち
国葬も終える今は、服喪期間も明けますしネ。「国父」を失ったことは現実として、すでに未来に
向けて一歩を踏み出している、と言ったら大袈裟でしょうか。それほど1年前とは変わりました。

プミポン前国王の葬儀は昨日で終わり 服喪期間も明け、節目の1年が終わりました。
来年は改めて民政復帰に向けて選挙もあり、新しいタイ国が生まれるのでしょうか。  



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