タイの日本食店は ３千店に 向かっている、って！！

　　
　すっかりタイ語になってしまったラーメンが、一度に５店オープンしたと聞いて、行ってきました。
日本食出店ブームが止まりません。　反政府デモなんか、 何のその、って感じですねぇ～　

スクムビット・ソイ26の商業施設 「Ａ スクエアー」 内に、１月中旬から、日本の人気ラーメン店
５店が 集結するテーマレストラン 「Ramen King （ラーメンキング）」 が、オープンしています。

　

シンガポールと香港で５カ所に出店している、コマースグループという会社が経営しているそうで、
来年までに３号店を 出店するとのことですヨ。　

　現在、タイにある日本食店は1,800店以上あり、４月には2,000店を 突破し、３年後には 3,000店を
超す勢いです。　米国5,000千店・中国4,000店・台湾3,000店の国々に並んできましたねぇ～
タイでの日本食の市場は、150億バーツ （約480億円） と言われ、毎年 10～15％ 伸びています。

タイで生活する日本人が、８万人とも10万人とも言われる現況を 鑑みれば、また タイ人も大勢行って
いますので、現在の2,000店の数は 驚くにあたらないのかも知れません。　それにして大変な様変わり！

　

以前の日本食から、寿司・ラーメン・カレー・トンカツ・うどん・お好み焼き、はたまた豆腐料理まで、
多くの専門店が出てきており、大戸屋・ＣＯＣＯ壱・吉野家・牛角・丸亀製麺 … … 等々、お馴染の
看板がアチコチに存在しています。　石を 投げれば、日本食店に当たる、なんて陰口もあるくらい。

　タイで食べられない日本食を 探すのに大変です！　ここ10年で すっかり変貌しました。　日本食を
通して 日本の良いイメージが伝わっている感もしますし、何でも食べられて嬉しいことでもあります。

　

以前は個人の店が多く、在タイの日本人向けでしたが 今は、日本の大手資本のレストランが タイの
大手と組むケースが多く、ターゲットもタイ人です。　これだけ乱立するとタイ人に支持されないと

当然 やってゆけませんからネ。　高級レストランなんて行くと、そこに座っているお客はタイ人の
お金持ちばかり。　まぐろのトロ・直輸入のカニ・日本各地の特産牛のステーキなどを アラカルトで
注文しているのはタイの人ばかり。　個人で食べている日本人は少なく、居たら接待が多いのでしょう。

　

　個人でやっているお店は、大変だと思います。　いかに差別化を するか、できるかの勝負でもあります。
大手でさえ、日本にないタイ人に合うメニューを 考案するなどして、その努力は大変なものでしょう。

日本からタイに来る人から、よく聞かれます。　「小さな日本食店を やりたいんだけど ・・・」　と。
「絶対 失敗しますから止めときなさい」 と ・・・　タイで出店しようとする個人の人は 「タイへ来れば

　

やれそう」 という楽観的な見通しを する人が、実に多いですネ。　余りにも現状を 知りませんし、
学習もしないで出てきては、一年もしないうちに店を 閉じていますからネ。　
日本食店だけではありません。アジアの大都市バンコクは全てが様変わりしていますヨ、日本の皆さん！　　



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