日本のゴルフ人口って、コロナ禍で増えたと言われています。ゴルフ場でも ビフォー
コロナの時よりも、確かに増えている印象があります。 練習場も打席が埋まっている
ケースが多々ありますものネ。 実際はどうなっているのか、と思っていました。
この10月、 日本生産性本部(公益社団法人)が「レジャー白書2022」を発表しましたが、
それによると、ゴルフ場でラウンドしたことがある人は、20年の520万より40万人増加し、
21年は560万人で、前年比プラス 7.7 %の数値となっています。練習場の利用者は、530万人
(20年)から同じく40万人増で570万人(21年)です。2019年は500万人と言われていました。
1955年に設立された日本生産性本部は、閣議決定に基づき「生産性向上対策について、
政府と連携・協議する民間団体で、人間尊重の視点を重視した、より日本の経済の発展と
国民生活の向上」を目指す活動を行なっているといいます。
「レジャー白書」は1977年に創刊され、全国調査を元に、日本における余暇の実態を需給
双方の視点から総合的・時系列的に取りまとめているもの。各企業において、余暇関連の
需要と市場把握やマーケティング戦略立案の基礎資料として幅広く活用されているようです。
さて、話は戻りますが、コロナウイルス感染を防ぎ、三密にも適したスポーツとして見直され、
ゴルフ人口も増え、支持されていると聞いたりしていました。 ですが、「レジャー白書2022」
によれば、ビフォーコロナの19年からは60万人から70万人の増加なんですネ。ゴルフ場や
練習場の活況を実感している者からすると、もっと増加しているような気もしますけどネ。
振り返れば、レジャー白書におけるゴルフ場の利用者のピークは、バブル期(1986年~1991年)
崩壊後の1994年で、1,450万人だったそうですから、ゴルフ人口も随分と減少したものです。
その後、景気は回復せず、さらにはゴルフをしていた中高年の高齢化が進み、少子高齢化により、
これが減少の一番大きな理由と言われています。しかし、これは今後も ずぅ~と続く問題です。
因みに余暇活動の利用者ベスト3は、1位が読書 3,700万人、2位 動画鑑賞 3,690万人、
3位 音楽鑑賞 3,420万人でした。やはり、コロナ禍の影響で自宅で出来る余暇活動が上位を
占めていますネ。 ゴルフ人口については、ベスト20にも入っていませんでした。 ただ、
余暇活動の結果はアンケートですので、一概に言い切ることはできないと思いますけどネ ・・・
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