昨日の男女国内戦では、嬉しいことが二つありました。それは二人のタイ人プロが優勝したこと。
私のようにタイで生活するゴルフ好きや、お世話になっている者はタイ人プロの活躍を応援しています。
昨日はシニアツアー第5戦「スターツシニア」でプラヤド・マークセン選手(52)が同大会2年連続で
優勝したことと、女子の下部ツアーですが、ポラニ・チュティチャイ選手(32)が勝ったことです。
<相変わらずの強さのマークセン選手>
なんかマークセン選手の活躍は慣れっこになってしまいましたが、チュティチャイ選手のステップ
アップ ツアー(SUT)の第9戦「ルートインカップ 上田丸子レディース」での逆転優勝は、復活と
いう意味がありますから嬉しいですネ。トップに並んだ3人によるプレーオフを制しての優勝でした。
2016年のレギュラーツアー「ヨネックスレディス」を制した経験ももつチュティチャイ選手ですが、
SUTでは今季初勝利、通算2勝目(15年以来)となりました。昨年、シード権を失ったO・サタヤ選手が
ウエイティングから出場して優勝し、今年のシード権を復活させたようになれば、なお嬉しいですねぇ~
<嬉しい嬉しい復活優勝でした>
というのも、昨年末の出場順位を争うQT戦で上位に入れませんでしたが、規定が変更され
今後はQTの出場資格が、LPGA会員限定になります。会員になるにはプロテストに合格するか、
レギュラーツアーで優勝するしか方法がありません。現行 レギュラーツアーに出場するには
推薦される必要があります。ですが、タイ人プロという事情もあって、コネや人脈が少なく、
推薦枠を貰うのは難しいんですネ。ですので今年の一番大きな目標はプロテスト合格なのです。
本来は3週間後に、プロテスト第2次予選を受ける予定だったチュティチャイ選手でしたが、この
勝利で最終予選から臨めることになったのです。合格へ より近づいたわけです。この “副産物” が
一番 嬉しいでしょうねぇ~ この勢いのまま、プロテストでも最高の結果を出したいところです。
<いつも明るいチュティチャイ選手>
ポラニ・チュティチャイ選手は、タイのチェンライ出身で、12年日本ツアーの参戦前は 地元タイは
勿論、中国、アジアンツアーを転戦した経験を持ちます。ニックネームは「ウィン」で日タイの
プロ仲間からは「ウィンちゃん」で通っています。これは英語の勝つ「ウィン」ではありませんヨ。
ウィンはタイ語で走ることを意味します。これには、こんな理由がありました。 お母さんのサヤンさんは、
銀行員時代、珍しく実業団チームでマラソン競技をしていました。今でも、沢山の大会へ出ているそうです。
実は、彼女がお腹にいた時も、お母さんは それに気が付かずハードな練習をしていたとのことです。
<ジュタヌガーン姉妹たちとも仲良しです>
何かアクシデントがあれば、流産した可能性もあったわけです。それで、ウィンちゃんと
呼ばれるようなったんですってヨ。 タイでもユニークなあだ名の持ち主です。
タイ勢初の米女子ツアー優勝者となったアリヤ・ジュタヌガン選手とも親しい間柄だとか。
戦うレベルは違っても、アリヤ選手たちへSUTで優勝したことを報告するんでしょうねぇ~
チュティチャイ選手、おめでとう! 本当に良かったです! あとテスト合格を頑張って!
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