日本からタイに 初めて来た人たちが驚くことの一つに、コンビニの
入り口前や、はたまた 店内にまで入り込む野良犬がいることでしょうネ。
野良犬にとって、お客が出入りする折に流れてくるエアコンの風が堪らないよう。でも店員は
まったく 無頓着。それどころか、人からエサを 貰えますから その場所に居すいちゃいます。
野良犬にとって、タイという国ほど暮らしやすい国はないかも。野良犬に とても寛容な国です。
日本では、毎年 殺処分される犬の数は8万頭以上はいると言われますが、タイでは野良犬が
保健所に連れていかれて処分されることは無いと聞いたことがあります。 ですから 当然
市内のアチコチで野良犬を見かけます。人通りの多い狭い歩道で 堂々と寝そべっています。
なぜタイでは、こんなに野良犬を大切にするのか … 2000年初めかな、プミポン前国王が野良犬の
収容施設を視察の時に、もらってきた犬をトンデーンと名づけて「外国から高い犬を輸入しなくても、
国内でも可愛い犬が沢山いる」と可愛がり、8年前に この愛犬トンデーンと王様との心
温まる交流を描いた本が、ベストセラーになったことも手伝っているんでしょうねぇ~
でも 心配されるのが、噛まれて起きる狂犬病ですよネ。 バンコクでの狂犬病の人への感染は、
年に数人出ているようで、怖いですよネ。 減ってきているとは言え、噛まれたら大変です!
5・6年前でしたか、セブンイレブンが店前にいる野良犬にワクチンを接種するという、活動を
始めていました。当時の調査で、タイ全土の約8千店近くある店舗周辺に、約千頭の犬が たむろ
していることが 確認されたとか。店前の野良犬がお客を噛む、なんてことが起きたら一大事です。
いくら犬に寛大な国でも、犬を 嫌う人、怖がる人は入店を避けるでしょうし、出入りの邪魔にも
なります。そこで親会社であるCPグループが、狂犬病などのワクチン接種を、慈善団体と共同で
実施していました。店頭から排除するのではなく、人から嫌われないようにしてあげて、お客の
安全も守るという一石二鳥のアイディアでした。これもタイなら ではの話で、野良犬も幸せです。
そう言えば、バンコク都庁は犬を連れて入園できる「ドッグパーク」を併設した公園を開園した
と聞きましたが、まだ そこを見学していません。市内で犬を連れて這入れる公園は初めてでしたネ。
公園はバンケン区ラムイントラ通りの高速道路下に建設されたとのことです。その 「ドッグ
パーク」 を利用できるのは、生後3カ月以上の犬で、ワクチンの接種が済んだ犬に限ります。
2020年までには「ドッグパーク」を併設した公園をさらに3カ所で開園する計画でした。
その後 どうなったか? でもタイの犬たちは、益々 幸せになっていきますねぇ~
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