タイ産マンゴーが美味しい季節です！

知人から玄米黒酢を頂きました。なんと“マンゴー”入りの新発売だそうです。何でも“黒酢が苦手な人に、マンゴーの
とろけるような甘い香りと味で、美味しく飲んでもらう“という触れ込みです。なんだか「マンゴー人気」を感じます。

世界三大美果の一つでもあるマンゴーは、日本でも人気が高くここ数年輸入量、国内生産量ともに増加傾向にあるそうです。
美果というのは、その名が示す通り、美味しくて、美しくなれるという、女性にとってはとても魅力的なフルーツになります。
三大美果の、あと二つは何でしょう？　果実の女王、マンゴスチンとチェリモヤですネ。（果実の王様はドリアン）

そうです！　マンゴーもマンゴスチンもドリアンもタイの気候にも適し豊富に栽培されています。

ワタクシ、以前から果物の中ではマンゴスチンが一番好きでしたが、数年前あたりから今はマンゴーが取って代わりました。
果肉は水分がたっぷりで香りと甘さも濃厚で、酸味と甘みが溶け合い、何とも言えない味を醸し出し実に美味しいですね。
最近は甘い物も食するようになってから、特にマンゴーが好きになったような気がします。

タイのマンゴーの旬は3月～6月ですから、まさにこれから旬に突入します。一年中　店頭には並びますが、この時期の
マンゴーには適いません。この暑い時期のマンゴーは足を伸ばしてでも果実市場で買うべきでしょうネ。なんせ安くて新鮮です。

マンゴーと言っても、世界の品種数は500以上、タイだけでも60種ぐらい栽培されている、というから驚きです。原産はインド、
東南アジア一帯で、エリアによって品種が変わってくるようです。沖縄、宮崎・台湾で栽培されているアーウィン種、
フィリピンのマニラスーパー種、オーストラリアのケンジントン種などがあり、タイマンゴーはフィリピンマンゴーの一種だそうです。

国産では、人気者の東国原知事が宮崎県産マンゴーを有名にし、沖縄のマンゴーと共に結構な高値で売れているようです。
輸入量で多いのはフィリピン産の「ペリカンマンゴー」（ペリカンのくちばしに似て細長い形をしている）、メキシコ産のアップルマンゴー
（皮がリンゴのように赤と緑に染まる）と呼ばれるマンゴーだそうです。でも、これからはタイ産も日本で沢山食べられるようになります！

昨年11月に、日本では6ヶ国目の「日タイ経済連携協定（JTEPA）」が締結され“日本は多くの農林水産品を含む
包括的な関税撤廃・削減を行う“とあり、マンゴー、ドリアン、パパイヤなどの熱帯果実の関税が撤廃されていきます。

日タイ間の輸出入額は、06年で4兆6286億円だそうですが、日本にとってタイは、第7位の貿易相手国ですが、タイから見れば、
日本は最大の貿易相手国で、影響はたいへん大きくなります。JTEPA発効から10年以内に日本からタイへの輸出の約97％、
タイから日本への輸出の約92％が無税となるほか、両国の労働者の受け入れ、投資などに関する規制をも緩和されていきます。

これから　益々　両国の関係も深くなり、美味しいタイ産マンゴーも、フィリピン産、メキシコ産以上に入手できるでしょう。

マンゴーには、ビタミンＡ、Ｃ、β―カロテン、葉酸が豊富に含まれている為、眼の疲れ・肌荒れの防ぎ・コラーゲン生成の促進・
粘膜を強くする免疫機能の維持・抗酸化作用・・・・等々、いろいろな効用があるようです。
特に女性には最高な果物となりそうです。　“世界の三大美果”と聞いたら益々でしょうネ。


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