タイと日本を行き来していると、どちらの国にいても “あれっ! おかしいぞ、 何か違う” ということを
シバシバ感じます。
今日もJR線で渋谷に行く電車の中で、情けないやら悲しい違和感を覚えました。それは、電車の車掌さんのアナウンスです。
“お年寄りや妊娠なさっている方、小さなお子さん連れの方がいらしたら、どうぞ座席のお譲りにご協力下さい!”という呼びかけです。
今 日本では、このように車掌さんが各駅を通過するたびに呼びかけているんですネ。
JRでも地下鉄でも、「○○の一つ覚え」のように“お客様のご迷惑になりますから、携帯電話でのご使用はお止め下さい”も
相変わらずで、耳にタコが出来そうですが、{席を譲る}お願いにも驚きです。
タイでは、お年寄りや弱者に席を譲るのは「当たり前」な行為で、BTSでも地下鉄でも若い人が、さり気なく席を譲る行為は
よく見かけますし、自然な光景です。ですので、日本で電車の車掌さんが呼びかけている、お願いしているのが、とても
不自然に感じてしまいます。
若い人達は“車掌さんにまで強要されたくない”と思わないのでしょうか? しかし 車掌さんがお願いしても若い人は
「知らんぷり」で、尚のこと 笑っちゃいます。
さて、舞台は中国です。 (中国ビジネスのススメ 柳田洋氏のコメントから)
中国の人たちはバスや地下鉄に乗る時にも、降りる人を待たずに突進しますので、混雑したバス停や地下鉄の駅での
乗降シーンは、叫び声が飛び交うちょっとした戦場のようになるそうです。驚くのは、そんな戦闘をくぐりぬけて、
必死の思いで座席を確保した人も、お年寄りが乗ってくると、何の躊躇もなくスッと席を立って、お年寄りに席を譲ることだそうです。
中国のバスや地下鉄にも、お年寄りや妊婦、身体障害者の人たちの為の優先席はありますが、中国の人たちは優先席で
なくても、ほとんどの人がそうした弱者の人たちに席を譲ります。これだけ公衆マナーがなっていない国にも関わらず、
この点だけは日本よりずっと、優しい気持ちを持っている人が多いとの事です。
中国人の「日本人はバスや地下鉄にお年寄りが乗ってきても席を譲らないのか?」との質問に、「優先席に座っていたら当然譲るが、
普通の席だったらせっかく確保した座席だし、自分も疲れているので寝たふりをしてしまうかもしれない」と答えたところ、
「体力のないお年寄りはもっと疲れているのに、どうしてそんなひどいことができるのか!」と怒られてしまったそうです。
戦場のような乗降シーンで叫びながら戦う姿と、お年寄りを見るや否やスッと席を立って席を譲る姿は、いかにも
アンバランスですが、彼らにとっては両方とも「当たり前」のことであるようです。日本人と中国人では、お互いが持っている
「当たり前」の感覚が全く違います、と結んでいます・・・
タイでは、小乗仏教徒タイ人の間で「タンブン(功徳を積む)」という慣習があり、親切行為も立派なタンブンの一つと思われます。
更に、お年寄りを敬う精神が強いですから、席を譲るなんて行為を云々するほうがおかしい位なのでしょうネ。
日本国民全体の経済的レベルも豊かになって、贅沢三昧に育っている日本人は何かを置き去りにしているような気がします。
これは何でしょう? “人を気遣う気持ちでしょうか?” ・・・ こんなこと、車掌さんに言われなくてもねぇ~
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
シバシバ感じます。
今日もJR線で渋谷に行く電車の中で、情けないやら悲しい違和感を覚えました。それは、電車の車掌さんのアナウンスです。
“お年寄りや妊娠なさっている方、小さなお子さん連れの方がいらしたら、どうぞ座席のお譲りにご協力下さい!”という呼びかけです。
今 日本では、このように車掌さんが各駅を通過するたびに呼びかけているんですネ。
JRでも地下鉄でも、「○○の一つ覚え」のように“お客様のご迷惑になりますから、携帯電話でのご使用はお止め下さい”も
相変わらずで、耳にタコが出来そうですが、{席を譲る}お願いにも驚きです。
タイでは、お年寄りや弱者に席を譲るのは「当たり前」な行為で、BTSでも地下鉄でも若い人が、さり気なく席を譲る行為は
よく見かけますし、自然な光景です。ですので、日本で電車の車掌さんが呼びかけている、お願いしているのが、とても
不自然に感じてしまいます。
若い人達は“車掌さんにまで強要されたくない”と思わないのでしょうか? しかし 車掌さんがお願いしても若い人は
「知らんぷり」で、尚のこと 笑っちゃいます。
さて、舞台は中国です。 (中国ビジネスのススメ 柳田洋氏のコメントから)
中国の人たちはバスや地下鉄に乗る時にも、降りる人を待たずに突進しますので、混雑したバス停や地下鉄の駅での
乗降シーンは、叫び声が飛び交うちょっとした戦場のようになるそうです。驚くのは、そんな戦闘をくぐりぬけて、
必死の思いで座席を確保した人も、お年寄りが乗ってくると、何の躊躇もなくスッと席を立って、お年寄りに席を譲ることだそうです。
中国のバスや地下鉄にも、お年寄りや妊婦、身体障害者の人たちの為の優先席はありますが、中国の人たちは優先席で
なくても、ほとんどの人がそうした弱者の人たちに席を譲ります。これだけ公衆マナーがなっていない国にも関わらず、
この点だけは日本よりずっと、優しい気持ちを持っている人が多いとの事です。
中国人の「日本人はバスや地下鉄にお年寄りが乗ってきても席を譲らないのか?」との質問に、「優先席に座っていたら当然譲るが、
普通の席だったらせっかく確保した座席だし、自分も疲れているので寝たふりをしてしまうかもしれない」と答えたところ、
「体力のないお年寄りはもっと疲れているのに、どうしてそんなひどいことができるのか!」と怒られてしまったそうです。
戦場のような乗降シーンで叫びながら戦う姿と、お年寄りを見るや否やスッと席を立って席を譲る姿は、いかにも
アンバランスですが、彼らにとっては両方とも「当たり前」のことであるようです。日本人と中国人では、お互いが持っている
「当たり前」の感覚が全く違います、と結んでいます・・・
タイでは、小乗仏教徒タイ人の間で「タンブン(功徳を積む)」という慣習があり、親切行為も立派なタンブンの一つと思われます。
更に、お年寄りを敬う精神が強いですから、席を譲るなんて行為を云々するほうがおかしい位なのでしょうネ。
日本国民全体の経済的レベルも豊かになって、贅沢三昧に育っている日本人は何かを置き去りにしているような気がします。
これは何でしょう? “人を気遣う気持ちでしょうか?” ・・・ こんなこと、車掌さんに言われなくてもねぇ~
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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