コロナ禍の影響でプレーする人が多くなり「令和のゴルフブーム」なんていうメディも
見かけます。 でも ゴルフの熱量って、都道府県により かなり違うんでしょうネ ・・・
その熱量は、県のゴルフ場や練習場の数によるのか? プロトーナメントの優勝者を
多く出した県によるのか? ゴルファーにとっては、とても興味のあることです。
<日本で最初のコース、神戸ゴルフ倶楽部>
ゴルフ場数の推移を見てみると、ゴルフ場数が最も多かった2004年(平成16年)の
2,356コースに比べると、昨年4月末では205コース減って2,151コース。ゴルフ人口の
衰退などによりゴルフ場減数は、2004年以降は16年続いており、減少数が顕著となった
東日本大震災(2011年)以降でみると、186コースのゴルフ場が営業を停止しています。
減少し続ける状況に変わりはありませんが、コロナ禍の影響もあってか2020年から
自粛以外でのゴルフ場の閉鎖が少なくなっているようです。(2021年6月現在)
<東京五輪会場の霞が関カンツリークラブ>
ゴルフ場は勿論、47都道府県すべてにあります。150コース以上ある県もあれば、
10コースに満たない所もあり、地域差がありますネ。多い県は「ゴルフ場銀座」と
呼ばれる千葉県(158コース)と兵庫県(152コース)が、東西でトップです。
バブル期のピーク時に1位だった北海道は147コースで3位、以下、栃木県118コース、
茨城県113コースと、100コース以上は5道県です。 最少は島根県の8コースでした。
<閉鎖された栃木県のトミーヒルズCC>
閉鎖された、或いは閉鎖中のコースは20道県にわたり、栃木県の10コースが最多です。
栃木県は人口一万人あたりのゴルフ場が0.92コースと、都道府県でトップでもあります。
いくらコロナ禍でゴルフ人口が増えているとは言え、栃木県は仕方ないのかも知れません。
それでは、プロトーナメントで優勝者数を出した最強の都道府県はどこでしょう。
男子の場合は、日程や賞金ランキングなどが整備された1973年以降の優勝数です。
<三人で250勝以上 勝っている>
そのトップ10は以下の通り。出身都道府県は公式プロフィールに準じています。
順位 都道府県 優勝数 主な選手(優勝数上位3人)
1位 千葉県 149勝 青木功、池田勇太、飯合肇
2位 徳島県 144勝 尾崎将司、尾崎直道、尾崎健夫
3位 大阪府 106勝 杉原輝雄、中村通、山本善隆
4位 東京都 103勝 深堀圭一郎、湯原信光、小平智
5位 広島県 80勝 倉本昌弘、谷原秀人、田中秀道
<28勝している 故杉原輝雄プロ>
6位 群馬県 69勝 中嶋常幸、武藤俊憲、室田淳
7位 神奈川県 57勝 伊澤利光、久保谷健一、小林富士夫
8位 静岡県 56勝 宮本勝昌、村上隆、石井裕士
9位 茨城県 46勝 片山晋呉、細川和彦、星野陸也
9位 福岡県 46勝 藤田寛之、手嶋多一、小田孔明
男子は1位の千葉県が149勝、2位は尾崎三兄弟を生んだ徳島県が144勝と5勝の僅差です。
尾崎三兄弟がいかに凄いか実感します。 女子は ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
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