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県別のゴルフ熱量って、何が要因しているのでしょうね?

2022年01月31日 | 日本のゴルフあれこれ

 コロナ禍の影響でプレーする人が多くなり「令和のゴルフブーム」なんていうメディも

見かけます。 でも ゴルフの熱量って、都道府県により かなり違うんでしょうネ ・・・

 

その熱量は、県のゴルフ場や練習場の数によるのか? プロトーナメントの優勝者を

多く出した県によるのか?  ゴルファーにとっては、とても興味のあることです。

 

 <日本で最初のコース、神戸ゴルフ倶楽部>

ゴルフ場数の推移を見てみると、ゴルフ場数が最も多かった2004年(平成16年)の

2,356コースに比べると、昨年4月末では205コース減って2,151コース。ゴルフ人口の

 

衰退などによりゴルフ場減数は、2004年以降は16年続いており、減少数が顕著となった

東日本大震災(2011年)以降でみると、186コースのゴルフ場が営業を停止しています。

 

減少し続ける状況に変わりはありませんが、コロナ禍の影響もあってか2020年から

自粛以外でのゴルフ場の閉鎖が少なくなっているようです。(2021年6月現在)

 

 

 <東京五輪会場の霞が関カンツリークラブ>

ゴルフ場は勿論、47都道府県すべてにあります。150コース以上ある県もあれば、

10コースに満たない所もあり、地域差がありますネ。多い県は「ゴルフ場銀座」と

呼ばれる千葉県(158コース)と兵庫県(152コース)が、東西でトップです。

 

バブル期のピーク時に1位だった北海道は147コースで3位、以下、栃木県118コース、

茨城県113コースと、100コース以上は5道県です。 最少は島根県の8コースでした。

 

 <閉鎖された栃木県のトミーヒルズCC>

閉鎖された、或いは閉鎖中のコースは20道県にわたり、栃木県の10コースが最多です。

栃木県は人口一万人あたりのゴルフ場が0.92コースと、都道府県でトップでもあります。

いくらコロナ禍でゴルフ人口が増えているとは言え、栃木県は仕方ないのかも知れません。

 

それでは、プロトーナメントで優勝者数を出した最強の都道府県はどこでしょう。

男子の場合は、日程や賞金ランキングなどが整備された1973年以降の優勝数です。

 

 <三人で250勝以上 勝っている>

そのトップ10は以下の通り。出身都道府県は公式プロフィールに準じています。

順位 都道府県  優勝数  主な選手(優勝数上位3人)

1位 千葉県   149勝  青木功、池田勇太、飯合肇

2位 徳島県   144勝  尾崎将司、尾崎直道、尾崎健夫

3位 大阪府   106勝  杉原輝雄、中村通、山本善隆

4位 東京都   103勝  深堀圭一郎、湯原信光、小平智

5位 広島県   80勝  倉本昌弘、谷原秀人、田中秀道

 

 <28勝している 故杉原輝雄プロ>

6位 群馬県   69勝  中嶋常幸、武藤俊憲、室田淳

7位 神奈川県  57勝  伊澤利光、久保谷健一、小林富士夫

8位 静岡県   56勝  宮本勝昌、村上隆、石井裕士

9位 茨城県   46勝  片山晋呉、細川和彦、星野陸也

9位 福岡県   46勝  藤田寛之、手嶋多一、小田孔明

 

男子は1位の千葉県が149勝、2位は尾崎三兄弟を生んだ徳島県が144勝と5勝の僅差です。

尾崎三兄弟がいかに凄いか実感します。 女子は ・・・ 長くなりますので明日に続きます。  



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