アジアのゴルフ後進国の中で、中国にはタイのアリヤ・ジュタヌガーン選手より 先に
ブレイクした選手がいましたネ。 フォン・シャンシャン選手です。 昨日からの続き ・・・
先月、日本で開催された唯一の米国女子ツアー (日本女子ツアーとの共催 ) の試合で 「TOTO
ジャパンクラシック」 を制し、前戦のマレーシアで開催された 「サイアムダービー」 に続く優勝でした。
ツアー通算6勝しており世界ランクは4位、米国の賞金ランクは5位にアップしています。
そうそう、8月に行なわれたリオ五輪では、銅メダリストとなったのも記憶に新しいですよネ。
「これまで連続優勝は一度もないので、達成できて本当に嬉しい」 と、喜びを爆発させていましたが、
それよりも嬉しいのが、中国メディアもフォン・シャンシャン選手の活躍を詳しく伝えたことにより、
中国国内では大きな話題となり、アマチュアのゴルフ熱が 一層 高まっていることだ、といいます。
<ジュニアの指導も より一層 盛んになってきました>
少し前までゴルフはブルジョワのスポーツというイメージがあり、実際、平均月収が6万円ほどという
時代に、プレー料金は日本とほぼ同じだったほどですからネ。 しかし、最近では会員権やプレー代も
安くなったことで、中産階級でも楽しめる “健康スポーツ” に様変わりしつつあるようですヨ。
特に、女性の人気が高くなっており、日本メーカーが先月、上海で催したコンペでは
ウェイティングが出るほどで、コンペブームも来そうな勢いだと聞きます。
考えてみれば、中国共産党員の 「ゴルフ禁止令」 が 一時期 話題になりましたが、そもそも
プレー自体が禁止されたわけではなく、不正な接待や賄賂を禁止したものでした。 禁止令
自体も緩やかになっていると聞きますし、ゴルフへのフォローの風が吹き出したようです。
<男子のコンペも盛んになって来ています>
そこへフォン・シャンシャン選手のこの活躍ですからねぇ~ いやおう無しに女子のゴルフブームが
起きても不思議ではありませんよネ。 そう言えば、今年の米国ツアーでも61位にリン・シユ、72位
ヤン・ジン、79位 フォン・シミン選手と、若い中国人女子プロが3人も100位以内に入り、来年の
シード権もゲットしていました。 78位の上原彩子プロより上につけていますからねぇ~
これはちょっと驚きであり衝撃です!
<日本で人気が出そうなシ・ユーティン選手>
そして 日本では先に行なわれたファイナルQTでは、シ・ユーティン (石 昱ティン) 選手が16位に入り、
来年の日本女子ツアーのほぼ全試合の出場権を得ています。 コーチはお父さんで、中国ゴルフ国家隊に
所属し1998年3月5日生まれの18歳です。 国内の日本勢にまた新たなライバルの誕生です!
男子でも先月に行なわれたワールドカップでは、ゴ・アジュン、リー・ハオトン選手組が、トップの
デンマークに4打差の2位に迫るなど、中国組は松山・石川組を上回る成績を残していましたしネ。
<今年のホンダLPGAに出場したタイ人女子プロ>
こうして中国ではフォン・シャンシャン選手 27歳が、2008年から米国ツアーに参戦して、彼女に
追いつけ追い越せと、中国人女子プロが育ってきています。 タイもアリヤ・ジュタヌガーン選手の
活躍で、更にタイ人プロが成長して来るでしょうネ。 韓国、欧州、豪州の4ツアー代表に
よる対抗戦で、韓国に7敗1分けで完敗の日本女子勢、オチオチしていられませんヨ ・・・
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