今 アジア太平洋地域で、トーナメントが行なわれる際に、各国のゴルフ協会でちょっとした
“もめ事” が話題になります。 それは昨年から組織化された 「ワンアジアツアー」 の存在です。
今年 平塚哲二プロが初優勝を遂げたアジアン ツアーは、歴史もあり 数多くの日本人プロゴルファーも
参戦してきましたので、日本でも その存在は知れるようになりましたよネ。 処が 欧州ツアーとの
<アジアン ツアーで初優勝…>
連携を強めている、そのアジアンツアーに声もかけずに無視してか 日本ゴルフツアー機構 (JGTO)、
豪州PGA、韓国ゴルフ協会、中国ゴルフ協会の4団体が発足メンバーになって、アジア太平洋地域に
新たなワンアジアツアーをスタートさせたんですネ。 これにアジアンツアーは猛反発しているワケです。
アジアンツアーは、同ツアーのメンバーが ワンアジアツアーの試合に出たら、制裁金(5,000ドル)を
課すると、言いだして対立が続いている状態のようです。 憶測ですが、どうやら中国マネーを背景に
国内でゴルフ熱が沸騰している中国ゴルフ協会が、アジア太平洋地域でイニシアティブを取りたいのかも?
<アジアンツアー>
ワンアジアツアーの試合は、09年のボルボ中国オープン、コロンハナ韓国オープン、豪州オープン、豪州
PGAの4試合のみの開催でしたが、今年は10試合以上と急増しつつあり、今年のワンアジアツアーの
開幕戦として 中国の四川省成都で行なわれた大会 (4月1日~4日までの4日間)、 「リュックスヒル
成都オープン」 なんて、賞金総額100万ドルと、日本のトーナメントと遜色のない規模でしたからねぇ~
この成都オープンには、10人の日本選手枠が用意されていましたが、出場したのは丸山茂樹プロと富田
雅哉プロの二人だけだったとか。 丸山プロ曰く 「将来性のあるツアーなので、今後の日本の若手の為に
<ワンアジアツアー>
日本から名刺代わりに個人として出た」 とコメントしていました。 丸山プロの参戦は、ワンアジアツアーと
日本との関係を維持することが大きな目的だったようです。 確かに発展の可能性を秘めているのかもネ…
そうなんですよ、先月29日が最終日、ブラパGCで行なわれた “タイランド オープン” には、なんと
片山晋吾プロが参戦していたんです! 日本でもトーナメントが開催されているにも拘らず、です。
日本でも報道されていなかったと思いますが、これにはちょっと驚きましたネ・・・
<タイランド・オープンに参戦した片山プロ…>
個人的に参戦したのか、JGTO が送り込んだのか 定かではありませんが、日本のトッププロが参戦した
なんて 新興である 「ワンアジアツアー」 にとっては、鼻高々でしたでしょうに・・・
その “タイランド オープン” では、これまた タイミング良く中国のリャン・ウェンチョン選手が4日間
トータル、18アンダーで優勝しています。 獲得賞金は18万米ドル (約1,530万円) 、片山晋呉プロは
最終日66で回り、トータル13アンダーの11位タイという結果で終了しました。
<優勝したリャン・ウェンチョン選手…>
アジアンツアーとワンアジアツアー、しばらくは ゴタゴタが続くようですが、少し見守りましょう、
ただ このような争いに選手を巻き込んでほしくないですよネ。
また 情報が入れば、追って書込みしていきます・・・
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