タイの三大祭りの一つ「ロイクラトーン祭り(灯籠流し)」の季節がやってきました。
読者の皆さんは、バンコクの王宮近くにある “ナガラピロム” という公園へ行ったことは
ありますか? ここで毎年、灯籠流しが行なわれています。今年は11月2日~4日です。
<ナガラピロム公園のロイクラトーン祭りは神秘的・・・>
BTSのプロンポン駅にあるベンチャシリ公園やアソーク駅とシリキットコンベンションセンター駅の
間にあるベンチャ・キティ公園でも、灯篭を 流す光景を 観ることができるんですが、ナガラピロム
公園は 他の公園とは、ちょっと 趣向が違いますヨ。 一度 行かれたら良いでしょうねぇ~
チャオプラヤー川が目の前にあり、向かい側には 暁の寺 “ワットアルン” を 眺めることができます。
比較的新しい公園の一つで、ワットプラケオ (エメラルド寺院) やワットポー (涅槃寺院) からも
歩いて行ける距離ですしネ。 夕方から夜にかけては、ワットアルンがライトアップされた姿を 見渡す
こともできます。 小さな公園ですが、ロイクラトーン祭りの時は それが大きく見えるから不思議です。
ロイクラトーンは、陰暦12月の満月の夜、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、罪や汚れを
水に流し、魂を浄めるお祭りです。 タイの人は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、蝋燭や
線香、花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。 まるで光の天の川のように映り、幻想的です。
このようなお祭りは、タイのお正月であるソンクラーンもそうですが、地方へ行くほど盛大に
行なわれますネ。 北部チェンマイでも、2日から4日にかけて、灯籠流しが行なわれます。
チェンマイのロイクラトーン祭りは、灯籠を川や水辺に流すだけではなく、その際に打上げられる
手すき紙の提灯に蜜蝋で、灯を灯した気球 “コムロイ” と呼ばれる手製気球が、飛ばされます。
空に放す光景が幻想的で、日本でも 時折 ニュースなどで放映されるのでご存知の方も多いはず。
チェンマイでは、観光キャンペーンの一環にもしていますから、今では多くの観光客が訪れます。
以前は、地元住民が静かに 行なっていましたが、海外からコムロイ目当てに年々増えているとか。
ただ 紙で作られて蝋燭が灯っていますから、非常に危険でもあります。 空に放たれた気球が燃え
尽きずに落下して、樹木や家屋に火がついて、ボヤ騒動になる事故も、同時に多発しているようですヨ。
数年前には、チェンマイ国際空港の周辺で、1,500個前後のコムロイが上げられ、“これは危険!” と、
このロイクラトーンの期間、100便以上もの飛行機の離発着が欠航になったことがあり、相当数の乗客に
影響が出たことがありました。 それ以来、コムロイの大きさの販売と地域の規制がされました。
コムロイを 観光客が見学に行こうとしたら、欠航で観に行けなかった、な~んってネ。
チェンマイだけでなく北部の地方都市で盛んです。 一度は 見学の価値はあるでしょうねぇ~
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