近年、タイの日系企業で働く日本女性が 随分と増えました。 現地で採用される女性です。
そんな情況下、上司や取引先の日系企業の幹部からセクハラを受けている女性が、結構いると聞きます。
日本人社会は まだまだ根強い男性社会で、現実には そんなことがタイでも起きているんですネ。
タイのローカル会社は どうなんでしょうネ。 あまり聞いたことがありませんけど ・・・
英国に本社を置く国際会計事務所のグラントソントン社が、昨年に実施した女性の社会進出に
関する 「国際ビジネス報告2016」 調査 (世界の企業トップ5,520人を対象) では、タイ企業の
上級管理職で女性が占める割合は、37% (4位) という報告がされています。
経営に対する姿勢で 「情熱」 を重視するとの回答では、6割以上を占めたそうですヨ。
一方、日本は管理職に占める女性の割合は7%で世界最下位。 管理職に女性がいない企業の比率も73%と
世界で最も高く、男女格差の解消が進んでいないことが浮き彫りに。 日本は女性の社会進出の遅れが顕著です。
グラントソントンのタイ法人は 「タイでは女性の教育と支援運動の文化が成熟している」 と
指摘していますネ。 タイ企業では女性の管理職が多いので、セクハラなんて聞かないのかも
知れません。 タイでは男性が女性上司のセクハラに悩んでいたりしてネ (苦笑い)。
そう言えば、最近のタイの女性はあらゆる分野で、活躍するケースが目立っています。
バトミントンでラチャノック・インタノン選手 (22) が、タイ人選手としては史上初の世界ランキング1位になり、
ゴルフの米国ツアーでは、これもタイ人初、しかも3試合連続優勝したアリヤ・ジュタヌガーン選手 (20) ・・・
スポーツの世界だけではありません。 先月19日にはタイ人女性として初めて、歯科医のナパサポン・
チャムナーンシットさん (32) が、エベレスト登頂 (8,850メートル) に成功しています。
<プラユット首相に報告するナパサポンさん>
「登山の途中で何度も苦しいことがあったが、何があっても諦めずに夢を実現させよう、エベレスト
山頂でプミポン国王の写真を掲げるんだと、最後まで諦めない気持ちを持って遂げることができた。
諦めない気持ちが夢を実現させた」 と感想を語っています。 タイの男性も見習わなければいけないな。
ナパサポンさんは帰国後、プラユット首相に登頂の成功を報告。 首相は 「今後もタイ人女性が
強く、困難な状況にも負けず頑張ることが出来るということを示すため、タイの文化や伝統、登山に
ついて、紹介する観光文化大使の代表になって欲しい」 と述べたそうです。 あっぱれ! ですネ。
そうそう、今週初めには タイ空軍にパイロットの資格審査に女性5人が合格し、空軍パイロットを目指し
飛行訓練を受けるというニュースも流れていました。 女性がタイ空軍のパイロット養成コースに参加するのは
これも初めてだそうですヨ。 タイ人男性諸君、シッカリしないと職場がなくなるヨ!
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