今月の11日、タイ東部ジャンタブリ県の民家で、タイ人ニューハーフのKさん(26) と アフリカ籍の白人
男性Mさん(46) の結婚式が行なわれた、という明るい、微笑ましいニュースが流れていました、っけ!
タイでは よくある話しですが、新郎は実業家で新婦に贈った婚資は現金、金製品など1,000万バーツ
相当に上った ということで、ニュースになったのでしょう。 日本円で約2,800万円ですからねぇ~
<毎年 各地で盛大にニューハーフのコンテストが…>
これはタイの一般家庭では話題にはなります! Kさんは2010年の 「ミス・ニューハーフ・ジャンタブリ」 に
選ばれた “美女” ですが 「ニューハーフだから、愛されないじゃないかと怖かった。 女性のように
結婚できるとは夢にも思わなかった」 と大感激。 なんでも 数年前、勤め先のニューハーフ ショー
パブの海外公演で 「アフリカ国」 を 訪れた際に 新郎と知り合い、徐々に愛を 深め合ったといいます。
タイの伝統衣装をまとった二人は親族、友人らが見守る中、熱いキスを 交わし、祝福の歓声を 浴びた、
とか… めでたし、めでたし・・・ ですね。
<彼らの結婚式ではありません…>
タイはニューハーフが市民権を得ていて、世界で一番 ニューハーフが暮らしやすい国、なんて言われて…
確かに 普通の職場でも本人も廻りの人も、何も気にせず当たり前のように働いています。 が、どっこい!
政府やお役所は、結構 お堅く、書類上や形式上は そうでもなく厳しいんですヨ。
昨年の11月のローイクラトン (タイの灯篭流し) では、こんなことがありました。
チェンマイ市では “イーペン祭り” = 「コムローイ(紙でできた熱気球ランタン) 」 を 空に放ち、仏陀に
感謝の気持ちを捧げるお祭り」 で、美女を乗せた山車のコンテスト、灯ろう流しなどが行なわれます。
<ローイクラトンでコムローイを放っている…>
市は山車のコンテストについて 「山車に乗るのは淑女、紳士のみ」 という条例を出し、ニューハーフの
締め出しを図りましたから さぁ~ たいへんです! 同性愛者団体が 「市条例でニューハーフを
締め出したのは差別だ」 として、条例の撤回を チェンマイ裁判所に求めました。
チェンマイ行政裁判所は、最終的な判断を下すまで 条例を一時差し止めるよう命じ、今回は何とか
山車コンテストにニューハーフの人達は参加できたようですが、まだ 最終的結論はついていません。
また 昨年末には、こんな騒動が物議を醸し出していました。 長くなりますので明日に…
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だとしますと、もの凄い人数ですよね。
日本でも最近は性同一障害に理解が深まってきましたが、
タイのことを考えますと、日本中にもっと潜在的な障害の方が多いと考えたほうがいいのでしょうかね?
なんとなく、タイのニューハーフと日本とが違う気もしますが・・・・・
自由を感じて、とても良いですね。7661
日本もタイのように、廻りと世間が気にしない世の中になれば、もっと 沢山の人が
カミングアウトされると聞いたことがありますね。日本も早く、タイにようになればと思っています。