20日、日本ツアーでは「NOBUTA GROUPマスターズレディース(兵庫県・マスターズGC)」が
開幕しています。同大会では、18歳のルーキー櫻井心那(ここな)プロも注目されている一人。
ちょっと力が入ったかな? 昨日の初日は2オーバーで、今日から巻き返しを狙います。
先に優勝している川崎春花・尾関彩美悠プロは2003年生まれですが、櫻井心那プロは
2004年生まれの18歳で、LPGAの登録選手では一番若い選手になります。 <その下には
「全米女子アマチュア選手権」を日本人で37年ぶりに制覇したアマの馬場咲希さんがいます>
<年間5勝は驚きです>
櫻井プロは下部ツアーのステップアップ ツアーで、破竹の記録ラッシュを続けて
いるんですネ。前週の「うどん県レディース」で7打差をつける独走の二週連続
優勝で今季5勝目を飾っています。勝利数の「5」と、獲得賞金「約2,430万円」、
ボギーなしラウンド数「8回」は、いずれも下部ツアー記録を更新中です。
<昨年の11月、プロテストを合格して高校生プロゴルファーの誕生でした>
来季のレギュラーツアー前半戦の出場権が得られる下部ツアーの賞金ランク2位以内は
既に確定しています。下部では来週26日からスタートする「宍戸ヒルズレディース森ビル
カップ」初め、今季残り3試合がありますが、もう伸び伸びとプレーできるでしょうから、
もう一つくらい勝ちそうです。 また一人、新スターが誕生する雰囲気が漂っています。
<三年生の時、緑の甲子園である全国高等学校ゴルフ選手権・女子部でも優勝>
櫻井心那プロは2004年(平成16年)2月13日生まれで、長崎市出身です。6歳で
ゴルフを始め、長崎日大高に進学し、21年11月のプロテストで一発合格しています。
しかし、同年末に行なわれた今季 前半戦の出場権を決めるQTでは117位でした。
でも今季のステップアップ では14戦で5勝、トップ10入り9回、数パーオン率(75.53%)、
パーセーブ率(87.83%)、平均バーディー数(3.6429)などランク1位をキープしています。
現在はリランキング47位の彼女、今回の「NOBUTA GROUPマスターズレディース」出場は、
8月の「NEC軽井沢72」以来となり、レギュラーツアー4戦目として帰ってきました。
過去3戦は「北海道meijiカップ」で2位に入るも他2戦は予選落ちでした。予選落ちで
気づいたのが練習量の差だそうです。そこで意識は変わり、自信あるショットの打ち込みと、
暗くなるまでパターの練習をやり続けたといいます。最近はショットの正確性とショート
パットも自信を持って打てるようになり、これが6月以降の快進撃に繋がっているようです。
来季の出場権は掴んでいます、今大会のレギュラーツアーを思い切って臨んでほしいですネ。
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