昨日、千葉県の大栄CCで開催された国内三ツアーの対抗戦「Hitachi 3Tours Championship
2021」では、JLPGAが優勝。MVPに輝いたのは初出場選手の一人、20歳の西郷真央プロでした。
最後の試合で個人に贈られる最高賞をゲットできて良かったですねぇ~ 今季は50試合中
トップ10入りが21回。2位が7度ですからネ。初優勝にはあと一歩及びませんでしたが、
賞金ランクも4位に入っています。その実力通りの活躍でチームをけん引。アッパレです。
昨年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で中止でした。二年ぶりの開催となる今回は、
ギャラリー数1,000名を上限とする有観客試合に。出場選手は、11月7日時点の各団体賞金
ランキング上位三名に、協会・会長推薦の四名を加えた1チーム7名で戦いました。
前回の2019年大会は、渋野日向子・小祝さくら・鈴木愛・穴井詩・上田桃子プロらで、
四年ぶりに優勝。小祝プロがMVP賞を獲得しています。JLPGAは二連覇になりましたネ。
<昨年のチーム>
今季の女子ツアーはコロナ禍で、20年の前半戦のほとんどが開催中止となり、二年を
1シーズンに統合して52試合という長丁場になりました。が、これほど多くの選手が
高額賞金を獲得したことは無く、その勢いを感じます。賞金ランク14位(渡邉彩香プロ)
までが 1億円超えですからねぇ~ その勢いのまま「三ツアー対抗戦」も勝利しました。
午前午後の両ステージともに最多ポイントを獲得する『完全優勝』で連覇を達成しました。
その活躍の代表が西郷真央プロでした。午前の部で菊地絵理香プロと組み、マッチプレーで
二人の内の良い方のスコアを競うフォアボールストロークプレーでは6連続バーディを奪取。
一つのボールを交互に打ち合う午後の部のフォアサムストロークプレーでは、稲見萌寧プロと
ペアを組んで5連続バーディを獲るなど勝利に大きく貢献。パートナーも頑張りましたが、
2ステージでこれほどバーディに貢献した選手やケースも珍しいでしょうネ。凄かったです。
その活躍を象徴するように、最後は西郷真央プロが1.5メートルのウィニングパットを
沈め、両手を突き上げて締めくくりました。 20歳のルーキーながらお見事でした。
なかなか、掴めない初優勝に悔しさを滲ませた時もあったようですが、最後にチームで
手にした「優勝」でMVPに輝き西郷真央プロは、その悔しさも吹き飛んだことでしょう。
同対抗戦は、ギャラリーとしてジュニア時代に観戦した憧れの地だそうです。“この試合で
出場しMVPまで獲得し嬉しい” とコメントしています。文字通りMVP級の活躍でした。
再びここから真の初優勝を目指していくんでしょう。来年こそ間違いなく優勝しますネ!
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