開幕まで あと一週間の東京五輪。 緊急事態宣言下での開催となりました。
悪いことに 東京都の昨日の感染者が新たに1,271人が確認され、一日の感染者が
第四波のピークだった1,121人(5月8日)を上回り三日連続です。一週間前の
金曜日より449人増え、前の週の同じ曜日に比べて増えたのは、27日連続ですヨ。
菅総理大臣は、緊急事態宣言下の開催について、“国民の命と健康を守る為 感染対策を
徹底し、安心・安全の大会を実現していく“ と述懐。しかし 本当に大丈夫でしょうか。
また、“まずは水際対策に全力を尽くす” と、海外から入国する選手や関係者に対し
検査や行動管理を徹底し、都と協力して万全な対応を行なっていく考えを強調して
いました。開催される以上、タイの選手たちにも注目し応援したいと思っています。
タイ国からは16競技で42人のアスリートが出場します。関係者を含めると80人前後の
来日になるんでしょうかネ? 前回のリオ五輪では、タイ国から54名の選手が出場し、
金メダル2個(女子重量挙げ48kg級と58kg級)、銀メダル2個(男子テコンドー58kg級と女子
重量挙げ58kg級)、銅メダル2個(男子重量挙げ58kg級と女子テコンドー49kg級)の計6個。
今回の東京五輪では、三つの金メダル獲得を目指しているそうですが、どうでしょう。
ところが、タイ国で一番 期待されている重量挙げは、昨年4月、タイとマレーシアが
組織的なドーピングが疑われ、東京五輪への参加を禁止されてしまっています。
すると、ボクシング、バトミントン、ゴルフ、テコンドーあたりに、メダル獲得のチャンスが
ありそうです。 何と言っても、女子ゴルフ出場のアリヤ・ジュタヌガーン選手とパティ・
タバタナキット選手は、世界のメジャーを制覇していますからネ。大いにチャンスありです。
日本勢も松山英樹プロと畑岡奈紗プロに期待が高まります。先月28日、ゴルフの五輪競技
対策本部の強化委員会の会議にて、宿泊施設として一軒家三棟とマンション三室を確保した
ことなどが報告されています。当初は近隣のホテルを確保していたようですが、新型コロナ
ウイルス感染予防で、選手が なるべく外部との接触を 減らせるように配慮したといいます。
五輪代表選手はキャディ一人、コーチ(トレーナー)一人まで帯同できます。雷雨などの悪天候で
五輪のラウンドが中断となった場合、コースと10分ほどで行き来できる距離で 休息を取ることも
可能のよう。地元の利を活かしています。畑岡プロとアリヤ選手がメダルを獲りそうな気がします。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
本日発表の新規感染者数は1万82人です。
死者数は142人と初の100人超えになりました。
新規感染者数(人口比)が日本の6倍、死者数は15倍・・・驚くべき数字になっています。
重症患者数も日本の15倍です。
日本でも新規感染者数が増加していますが、タイ国の激増ぶりと比較すると、可愛く見えます。
タイ国内では、バンコクなどでミニロックダウンが行われていますが、焼け石に水、というより、炎がますます燃え盛っています。
https://www.thaich.net/news/20210717kw.htm
加藤官房長官は昨日、海外の大使館では、現地在留邦人へのワクチン接種は行わないと表明しています。
タイ在留邦人は、日本へ一時帰国したくても、航空便が8月のお盆明けまで満席になっていますから、悩ましい状況になってきました。