13日の日曜日、タイの名門国立大学・タマサート大学で、卒業証書・修了証書の授与式が行なわれ、
ワチラロンコン皇太子が学部卒業生6,054人、博士課程などの修了者2,009人に証書を手渡しました。
皇太子は先ごろ、いったん子供が暮らすドイツへ行っていましたが、再度帰国したのは11日で、卒業式に
間にあって良かったです。 タイの国立大学では王族が卒業証書や修了証書を手渡しすることが一般的です。
タマサート大学では先月死去したプミポン国王が2000年までの48年間、証書の手渡しを行なって
いましたが、翌年からワチラロンコン皇太子が代行しており、卒業生が最も嬉しい瞬間ですネ。
タイでも日本と同じく 小中高校の卒業式は 3月なのですが、大学は1月~4月までが主な卒業
シーズンで、中には9月や12月に行なわれる大学も。 タイの大学は1年中が卒業シーズンです。
ですから、社会人になってから卒業式に出席するなんて、よく あることです。
それは上述のように、国王の親族や王室の関係者が卒業証書を一人ひとりに手渡すために、日程の
関係で大学ごとに卒業の予定が大きく異なるからです。 王室関係者から直接、卒業証書を手渡し
されることは、とても名誉なことですから 多少 式が遅れることくらい屁の河童なのでしょうネ。
当日は、進行役が名簿記載順に名前を呼び上げ、卒業生はその順番通り、また 決まった受取り方、
間合いで、自ら氏名の入った証書を受け取ります。 間違いがあってはいけません。 その為、周到な
予行練習を行ないます。 この準備などに時間も必要になり、式が数ヶ月後や翌年となるのでしょう。
王室関係者が手渡しするようになったのは 1930年に遡ります。 1917年に創立というタイで最も古く
歴史ある国立チュラロンコン大学が同年に行なわれ、この時、卒業証書はラマ7世王から卒業生に
直々に手渡しされ、その慣習が他の大学にも広がって、プミポン国王にも受け継がれています。
近年は国王がご高齢になられ、ご病気が重なっていた頃から代理の王族が渡させることが多くなって
いました。 王族のどなたが卒業証書を手渡されるかで、大学の格も分かると聞いたことがあります。
王族が卒業証書を授与されるのは国立大学の場合で、私立大学ではサイアム テクノロジー
大学など一部の大学を除いて、日本と同様に学長が授与しますネ。
冒頭のようにワチラロンコン皇太子から手渡しされる大学の卒業式ともなると、それは それは
大イベントとなります。 式の当日は、大学の周辺には花束やぬいぐるみ等を売る業者も多数
押し寄せ賑やかになります。 卒業生にとって、一生の一度・二度の晴れ舞台ですからネ。
でも その卒業式には厳しい決まりごとがあるとか。 長くなりますので明日に続きます。
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nagaichiさんは出場されますか?
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