そう、そう、 先回のタイ滞在ではカオキオCCでもプレーして来ましたヨ。
シラチャーに92年(17年前)にオープンした、丘陵地帯にある27ホールのゴルフコースです。
バンコクから1時間半前後、パタヤから40分前後にあるシラチャー・エリアの位置は、
バンコク市内 → スワンナプーム国際空港 → シラチャー → パタヤ と云った感じでしょうか。
タイでゴルフ・プレーだけを考えると、シラチャーに滞在することが、一番ゴルフを楽しめるかも・・・
バンコクもパタヤも利便性が良く、ワタクシも真剣にシラチャー移住を考えたことがあります。(笑)
カオキオ(Khao Kheow Country Club)は、“緑の山” を意味しますが、タイ人の間では むしろ 近くの
野生動物園の方が有名かもしれません。(笑) “緑の山” ということだけあって、ゴルフ場の周囲は
確かに標高の低い山が連なり、その眺望を楽しみながらラウンドすることが出来ますネ。
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< カオキオ・コースからクラブハウスを見上げ >
そうでした、ここもピート・ダイの設計でしたネ、彼の設計するコースは、フェアウェイには独特な
アンジュレーションと池の水面を巧みに利用したホール、更にグリーン手前に待ち受けるバンカーなどが
配置され、タフなコースになることで知られています。
ピート・ダイと云えば、世界中で最もエキサイティングなゴルフコースを創造すると評され、88年に米国の
ゴルフ100周年記念で米国ゴルフ界を支えた100人に選出されたり、91年には全米コースランキング・
ベスト100に、ダイ設計のコースが10コース選出されるなどゴルフ場の設計者では第一人者なんですネ。
確か、ホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂)入りもしていますよネ。
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< クラブハウスからカオキオ・コースを見降ろし >
人は 「世界一難しいコースを造る男」 と言うが、それを言うなら 「世界一ゴルファーをエキサイトさせる
ゴルフコース設計家」 と呼んでほしい、と訂正したとか、しないとか・・・ また コースをプレーする
だけでなく、見に来た人が観戦しやすいような 「スタジアムコース」 という概念を初めて取入れたとの事。
確かに、カオキオCCも彼の特色である池とバンカーを配した戦略性の高いデザインになっており、
ウォ-ターハザードも適度に絡みながら、自然が美しく挑戦的なホールがたくさんあるコースですネ。
でも山裾で海風の影響も強く、池ポチャにハマるケースもたびたび・・・ (悲) 全27ホールを
フルバックからラウンドすると、シラチャー・パタヤの地区で難易度はNO.1なんて声も聞かれます。
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< Bコースの8番、名物ショート コース 浮島 >
池ポチャやスコアを余り気にしない、マイペンライ・ゴルフをするタイ人ゴルファーであれば、楽しく
ラウンド出来ますが、遊びでも真剣にプレーする日本人ゴルファーには面白くないでしょうヨ。(笑)
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< コンペの出番を待つキャディーさん達 >
コースのコンディションやキャディーの質など悪くも無いのに、人気が薄く日本人をも遠ざけていたのは
こんな処に理由があったんでしょうか?・・・ が、近くのバンプラGCの管理でも知られる日本の横浜CCの
マネジメント会社が同コースの管理を引き受けて以来、随分と日本人も含めて増えてきているようです。
ですので、今では金子さん、土屋さんという日本人スタッフがご丁寧に、我々日本人ゴルファーを
迎えてくれます・・・ カオキオCC! シラチャーへ行かれたら、是非 一度お試しあれ!
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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プロモーションがあり、週末11:30以降のスタートだと、GFは1000Bだそうです。
カオキヨは、今年の半ばから、一時、カート強制になり、プレーヤーが減少しました。
その後、9月頃から、また歩きプレーが認められるようになり、客足は回復基調だそうです。
http://www.khaokheowgolf.com
カオキヨはハードコースとして定評があります。ピート・ダイ設計のバンコクのスパブルックと比較して、カオキヨの方が数段ハードだそうです。
Bコース8番の浮島グリーンが有名ですが、距離が145Yと短いのと、グリーンが大きいので、むしろやさしいホールと言えます。
パー3では、Aコース3番180Yが難しいです。名物ホールでは、A-6 Bー7 B-8 C-1 あたりでしょうか?いずれのホールも、片側がグリーンまで、すべて池になっています。
カオキヨは、「黄色TEE」がレギュラーTEE、「白TEE」がシニアTEEになっています。(他のコースでは、通常は「白」がレギュラーTEE)
Aコースの場合、黄色が3107Y 白が2815Y Bコースは黄色が3252Y 白が2965Y Cコースは黄色が3102Y 白が2841Y です。
シラチャは、たしかにゴルフ天国です。車で30分以内に、レムチャバン、ブラパ、バンプラ、カオキヨ、プリーザントバレー、クリスタルベイ、マウンテインシャドウ・・・・と楽しいコースが一杯あります。
ただし、シラチャは、日本人駐在員の街ですので、週末はゴルフのお相手がいますが、ロングステイヤーの場合、平日プレーが中心ですと、お相手が少ないのが実情です。
そういう事情から、単独でのプレーを好む方は別として、ゴルフのお相手が多いパタヤに居住される方が多いです。
パタヤには20以上のゴルフ・ソサエティ(白人が中心です)があって、毎日コンペが開催されています。
現在のハイシーズンには、各クラブ、毎回30人以上の参加者があるようです。
シラチャが真のゴルフ天国になるためには、単にゴルフ場が近いという以外に、パタヤのようなインフラ(ゴルフ友達、ゴルフ相手がすぐ見つかるような)ができることが必要かも知れません。
お暇な方は如何ですか?
日本の、懐かしい屋台が一杯出るそうです。
以下は、HISタイのサワディー通信からの転載です。
★日泰友好 シラチャ日本祭り2009★
シラチャーに日本の祭りがやってくる!!
日時:11月28日 15:00-22:30。
場所:シラチャー.スカパープ公園
イベント:
★YOSAKOIソーランチーム「結海衆(ゆかいしゅう)」演舞(北海道より来タイ!)
★NEKO-JUMP(RS所属)のコンサート
★バンコク在住アカペラグループ“Nameless”のコンサート
★北海道観光振興機構により北海道PR
★「泰日教会学校 シラチャ校」の児童生徒により演奏
★在シラチャ日本人によるタイダンス など。
入場料:20B(6歳未満入場無料)
★前売りはHISシラチャー支店でもご用意がございます。当日券は会場で販売いたします。
カオキオをもっと知ってほしいですネ。
そうですか、歩きもできるようになったんですか。。。ご近所のバンプラ、トレジャーヒル、マウンテンシャドウ、クリスタルベイとプレーした中では、カオキオが一番面白かったので、ぜひもう一度行きたいですネ。
パタヤのスポーツ・ゴルフバーのコンペで行くと、9、10月頃はGFが700B(歩きOK)でした。
シラチャ・パタヤ地区のゴルフ場は、ハイシーズン(11月~3月)はGFが高くなります。
逆に、ローシーズン(5月~10月)はスポーツデーもあり、安いです。
タマさんがプレーされたコースですが、ローシーズンのGF(平日)は、バンプラ=700B トレジャーヒル(火曜・木曜)=370B マウンテインシャドウ・クリスタルベイ=600B でした(2009年の事例)。
タイゴルフを賢く楽しむためには、やはり事前の情報収集をしっかりしないといけませんよね。同じゴルフ場を回るにしても、曜日で費用にバカにならない差が出てきますね。
旅の楽しさの半分は、計画を作るところにあると思います。今後とも情報よろしくお願いします。