先週のこと、日本人中年男性の観光客が、二人のアラブ系外国人に声をかけられ
戸惑っている光景に出くわしました。 私が “どうしました” と、声をかけると
二人は慌てて、その場を立ち去りました。どうやら金銭を騙し取る詐欺のようでした。
というのも、10月4日付けの在タイ日本大使館からの『第2四半期のタイの治安、一般犯罪
などに関する情勢傾向』の報告の中で「邦人が地下鉄スクンビット駅付近で見知らぬ者に囲まれ、
現金やキャッシュカードなどが盗難された」という事案がありましたので、ピ~ンと来た次第です。
場所も地下鉄スクンビット駅近くの道路でした。その観光客の方には、“見知らぬ者から声を
かけられても相手にしないよう” 等々 話して分かれました。 こんなこと 時折 あります。
そう言えば 先月末、バンコク週報のWEB版に、最近 日本人が犯罪に巻き込まれた事例が
掲載されていました。 在タイの邦人も被害にあった事例のようです。参考にして下さい。
事例1
Aさんはバンコク市内アソーク近辺で女性から英語で声をかけられた。「持ち物を紛失して
しまい大変困っている。 なんとか少しでもお金を貸してもらえないか」と泣きつかれて
しまった。とても困っているようだったので同情し、千バーツ 程度を渡した。その時は人
助けをしたと思っていたが、後で 色々話を聞くと、はやりの詐欺だということが判明した。
事例2
Bさんは同じくアソーク近辺で女性(40歳代くらい)から英語で声をかけられた。自称
香港人で大学の研究者だという。「パスポートから財布まで全て紛失してしまった。日本の
大学の学会に出席しなければならないのに、どうしてよいか分からず困っている」とのこと。
とりあえず その場で話を聞きいたが、有効な解決策は見いだせずに、その場を後にした。
あとで 日本大使館からの注意喚起で、こちらも はやりの詐欺 だということを知った。
事例3
Cさんもアソークで事件に巻き込まれた。アソー クの交差点で信号待ちし、横断し
終わったところで 背負っていたリュックを見たところ、リュックが開いており 中から
財布が抜かれていた。 同じ時期に他にも2件、同様の被害があったと 知らされた。
事例4
DさんはBTS(高架鉄道)で帰宅中に駅から出ようと布製のトートバックから財布を
出そうとしたら、財布が見つからず。 乗車中にトートバックをナイフで切られて
盗まれたよう。 後日、財布は見つかったものの、中身は抜き取られていた。
上述の対応策も記されていました。事例1・2について「見知らぬ相手が金銭的支援を
求めてくるなど、不審な様子があれば、直ちにその場を立ち去る」、事例3・4について
「鞄や貴重品などは自分の視界に入る正面、且つ 腕や手で抱えるなどする」 ・・・ と。
どれも身近で起こることで、観光客に限ったことでなく、駐在員の方々も改めて注意する
必要がありますネ。 在タイ日本大使館によると、7月~9月で邦人の犯罪被害として、
58件の届出があったようですからネ。 悪い輩は、日本でもタイでもおります、ご注意を!
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