先月末でしたか、タイ保健省が 暑い時期に食べると「食中毒になりやすい」
料理名と食材・氷などを上げて、注意を呼びかけていました。
その料理名などは 下記の10品目でした ・・・
* ラープディップ、ゴイディップ(牛生肉サラダ) * ヤムクンテン(生きたエビの和え物)
* ヤムホイクレーン(アカガイの和え物) * カオパット ロイヌアプー(カニチャーハン)
<カオマンガイはシンガポールが有名ですね…>
* ココナッツジュースを使った料理 * カノムジン(米めん)* カオマンガイ(タイ風鶏飯)
* ソムタム(パパイヤサラダ) * 野菜サラダ * 低品質の氷 … … 等々。
これらを見ると、どうやら “生もの” が、ポイントですネ。 それぞれ美味しいし、
また「どうしてカオマンガイが食中毒になりやすいのかなぁ~」なんて思います。
タイの人は別として、このような呼びかけをすると、せっかくの美味しいこれらの料理を
外国人が食しなくなってしまいます。「料理そのものを公表するのではなく、お店や場所
或いは 調理や提供方法でしょうが!」 ・・・ なんて突っ込みたくなりますネ。
<間違っても屋台の寿司だけはいけません!>
確かに、単独の屋台で出される生の魚介類の入ったサラダや氷には 気をつけなければいけませんが、
しっかりした食堂屋台やレストランやホテルで食するのであれば、昔と違って問題ないですヨ。
これではレストランで出される氷まで頼めなくなります ・・・
昨年でしたか、Chowzterという有名な英国の食関連サイトが、独自に行なった調査で、
世界一美味しいものが食べられる都市として、我がバンコクを選出していました。
タイ政府観光庁によれば、Chowzterは「世界で最も美味しいファストフードは何か」というテーマのもと、
現地の人が現地の食材で調理していることを条件に、調査チームが60品目を試食して審査したそうです。
「タイのバンコクには経験豊富な庶民料理の料理人が、新鮮な材料を使って調理している。
彼らは、食の世界の無名のヒーローだ」と評していました。 バンコクは、他のロンドン、
シンガポール、リマ、バンクーバーなどを抑えての評価であり、非常に栄誉なことです。
<パッタイ ティップ サマイ・レストラン>
こうして、折角 タイ料理が世界的に評価されているのに、水を差すような物言いは
止めてほしいですよネ。 タイ政府観光庁もクレームすべきですヨ。
この調査の時に、ヌードル部門で、バンコクのパッタイ ティップ サマイ・レストランが、
鶏料理部門では、ポロ フライドチキン・レストランのガーリック・フライドチキンが
1位に選ばれています。 こういうレストランで出される食材は問題ありませんからネ。
<ポロ フライドチキン・レストラン>
でも確かに 慣れていない人は、単独屋台での食事には注意をしましょうネ!
タイではカオマンガイと言いますが、シンガポールやマレーシアでは「海南鶏飯」と言いますね。
まあ、どちらも、チキンライスと言う範疇にあり、親戚みたいなものでしょうか?
しかし、味はというと、完全に「海南鶏飯」に軍配が上がります。
鶏肉のジューシーさが違います。
値段も海南鶏飯の方がカオマンガイより高いので、単純比較はできませんが、一度、海南鶏飯を食うとカオマンガイは「ちょっと」と言う感じになります。
http://tomarithai.com/blog/?p=2599
シンガポールの「海南鶏飯」の名店がバンコクに支店を出しています。
http://tomarithai.com/blog/?p=28731
「海南鶏飯」はデュシタ二ホテル、モンテイエンホテルなどの中華レストランでも本場の味が楽しめます。
タイのカオマンガイは、完全にシンガポールの真似ですよね。
私もシンガポールにいる時は、よく食べました。